先日、人気漫画『進撃の巨人』が4月9日売りの『別冊少年マガジン』(講談社)5月号で最終回を迎えることが発表され、約11年半に及ぶ長期連載に幕を下ろすことが分かった。お気に入りの作品が最終回を迎えるのは、ファンとして寂しい気持ちになる反面、大好きな物語の結末が見届けられるという喜びがあるのも事実。
そこで今回は現在長期連載中の人気漫画の中で、もっとも「最後まで読みたい」「最終回をきちんと見届けたい」と思う作品をリサーチ。30代から40代の男女200名にアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■連載再開を待ち続けるファン多数!
まず第3位(9%)にランクインしたのは、冨樫義博氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の『HUNTER×HUNTER』。連載スタートは1998年3月で、まもなく連載開始から23年を迎えようとしている作品だ。
現在コミックスは36巻まで刊行されているが、ほぼ同時期にスタートした同じ『少年ジャンプ』作品の『ONE PIECE』(1997年7月連載開始)は97巻。この大きな差は、たびたび訪れる『HUNTER×HUNTER』の休載期間によって生まれたもので、2018年11月に掲載されたのを最後に現在も休載が続いている。
それでも冨樫氏に連載再開を願う熱烈な『HUNTER×HUNTER』ファンは多く、休載中の間もSNSなどでたびたび話題になるほど。まだ明らかになっていない謎が隠されていそうな作品だけに、必ず最終回まで追いかけたいという声も多い。
そんな『HUNTER×HUNTER』の名前を挙げた人からは「これだけ待ったんだから最後まで読みたい」(37歳・男性)、「休載するたびに“このまま終わるのでは……”と不安になるので」(39歳・男性)、「ヒソカが好きなので最後どうなるのか気になる」(34歳・女性)、「ほかの漫画にはない発想と設定。こちらの考えをいつも上回ってくれる作品なので」(49歳・男性)といったコメントが寄せられている。