■「世界名作劇場」の“泣ける”動物アニメが人気
第2位となったのは、12.0%の得票率を得た『フランダースの犬』。1975年にフジテレビ系で放送された日本アニメーション制作のアニメで、『あらいぐまラスカル』『アルプスの少女ハイジ』などと同じく『世界名作劇場』シリーズの作品。
貧しい少年ネロと愛犬のパトラッシュがけなげに、正直に生きる様子に胸を打たれる人が多く、「泣ける作品」としても有名な本作。選んだ人からは「最終回のラストシーン。アニメ史上でも指折りの名シーンだと思う」(35歳・女性)、「ネロとパトラッシュが天に召されるシーンが何度見ても泣ける」(33歳・女性)、「あらゆるアニメの中でもっとも泣けるアニメ。おじいさんが死んで、だんだん牛乳の配達が少なくなっていくところはじわじわ泣ける」(45歳・女性)、「昔、母が最終回のシーンで涙を流しながら見ていて、強く印象に残っている」(49歳・男性)と、とにかく泣けるという声が寄せられた。なお、同シリーズの『あらいぐまラスカル』も今回のアンケートでは上位にランクインした。