花江夏樹『鬼滅の刃』続編への演技プランに悩み「“そろそろ次やばいな”って」の画像
花江夏樹

 12月6日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)は、前回に引き続き声優の花江夏樹(29)、鬼頭明里(26)、下野紘(40)、松岡禎丞(34)が出演。大ヒット中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を始めとしたアニメ『鬼滅の刃』に関する話題に花を咲かせた。

 この番組は毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトークバラエティ。前週の放送では、アニメ『鬼滅の刃』のオーディション時の裏話や、それぞれの思い出深い“名シーン”などについてトークが繰り広げられることに。そして後編となる今回は、冒頭から劇場版がトークテーマに上がった。

 劇場版を観た下野は、改めて声優という立場が作品の中の“一番端っこ”だと思ったそう。キャラクターの声を当てるという“表舞台”の仕事ではあるものの、アニメーターや音楽担当といったスタッフによって作品が成り立っていると語る。そんな下野の意見に一同は深くうなずき、花江も「エンドロールがね、それを物語ってますよね」と賛同。エンドロールに並んだ同作のスタッフの数の多さに改めて驚いたと語った。

 また『鬼滅の刃』で主人公・竈門炭治郎役を演じた花江は、映画版のテンションの高さに危機感を覚えたという。鬼殺隊はいつ鬼にやられて死ぬか分からないという立場。そのため、花江は第1話から一瞬一瞬を生きる炭治郎を全力で演じていたというが「無限列車で“そろそろ次、やばいな”って」「このテンションを次に超えていけるのか」と、今後の『鬼滅』での演技プランへの悩みを明かした。

 これを受けて伊之助演じる松岡も初めてアフレコブースに入った日のできごとを説明。伊之助は炭治郎や善逸から遅れてアニメ中盤の第11話「鼓の屋敷」からの登場となるため、現場の空気が分からず収録前日に「明日、大丈夫かな」と不安に思っていたそうだが、実際にブースに入って花江や下野の演技を見て驚き。「夏樹も下野さんも“ガーン!”ってやってるから……“よし!限界超えていいんだ!”って」と伊之助の振り切れた演技につながったと明かした。

 そのほか、この日の番組ではブレイク前の鬼頭明里のバイト時代のエピソードや、花江夏樹の育児についてのプライベートなトークも展開。視聴者からは「鬼滅がもっと好きになった回だな。永久保存版!」「神作品だけあって、出演者たちのエピソードも軒並み神」「鬼滅声優回、もう一回やってほしい」といった声がSNSなどに上がった。

 10月16日から公開となったアニメ『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。12月8日に、5日から6日の全国動員ランキングが発表され、同作の週末土日動員が46万6000人を記録し、公開から8週連続で首位となったことが明らかとなった。累計で動員2152万人、興行収入288億円超えという記録で、歴代の興収1位である2001年公開の映画『千と千尋の神隠し』の308億円の記録まで、約20億円というところまで迫っている。