1968年に創刊されて以来数多くのヒット漫画を生み出してきた国民的漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)。1990年前後は「ジャンプ黄金期」と呼ばれるほどの盛り上がりを見せ、人気連載の多くがアニメ化されたが、この時期のジャンプアニメの主題歌には今でもカラオケで鉄板として歌われるような名曲が多い。
アニメを“名作”たらしめる要素として、主題歌の重要性は語るまでもない。同世代の人間が集まれば、懐かしのアニソンで盛り上がることも多いだろう。そこで今回は80年代のジャンプアニメをリアルタイムで見ていたと思われる40代~50代の男性300名をターゲットに、「聞くとテンションが上がる“熱い”ジャンプアニメOP曲」についてアンケート調査を実施。その結果を、3位から順にランキング形式で紹介していこう。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■今なお語り継がれる名曲! 第3位はMAKE-UPの『ペガサス幻想』
まず全体の12.7%の人に選ばれて第3位にランクインしたのは、車田正美氏による同名コミックを原作としたアニメ『聖闘士星矢』の『ペガサス幻想(ファンタジー)』。1986年10月から1989年4月まで放送された同作。初代オープニング曲に採用されたMAKE-UPが歌うこの楽曲は、イントロでの「セイントセイヤァ!(セイヤァ!)」というシャウトが耳に残りやすく、今なおファンから熱い支持を得ている。
オープニングムービーでは主人公・ペガサス星矢が仲間と協力し、多くの敵を倒していく爽快な映像が印象的。また、曲中にロボットアニメさながらにクロスを装着する「キャシャーン!」「ガシャンガシャン!」といった効果音が入るのも特徴だ。この効果音を口真似した経験があるという人もいるのではないだろうか。
ちなみに同楽曲は、つるの剛士や中川翔子、堀川りょうといった歌手や声優にもカバーされており、その人気の高さがうかがえる。今でもカラオケの場を盛り上げてくれる定番のアニソンであることは間違いない。今回のアンケートでは「聞くだけで魂が熱くなる一曲。効果音がかっこいいと思います」(44歳・男性)、「影山ヒロノブのソルジャードリームも名曲だが、やはりペガサス幻想がテンション上がります」(43歳・男性)といった意見が集まった。