■家族思いの純朴系主人公
そして第1位(23%)に輝いたのは、吾峠呼世晴氏による『鬼滅の刃』の主人公「竈門炭治郎」。
父を亡くし、母と幼い妹弟を養うために家業の炭焼きを継いだ炭治郎。とても家族思いの少年で、炭を売りに行く町の人々からも親しまれていた。鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹の禰豆子も人喰い鬼にされてしまった炭治郎は、妹を人間に戻すために行動する。
炭治郎の性格はまじめで純朴。長男としての強い責任感を持ち合わせ、クセの強い善逸や伊之助をさりげなくフォローするような言動も目立つ。
鬼殺隊に入ってからも彼の優しさは変わらず、死闘を繰り広げた人喰い鬼に対しても慈悲の心を持って接する。ジャンプの主人公ならば倒した敵を許すシチュエーション自体は珍しくないが、愛する家族を惨殺した、ある意味カタキでもある鬼たちにまで優しさを見せた炭治郎の度量の広さは驚きに値する。
そんな炭治郎を選んだ人からは「ジャンプに限らず、今まで読んだ漫画の中で一番性格の良い主人公だと思う」(29歳・男性)、「優しくて礼儀正しい。見ていて思わず応援したくなる」(32歳・男性)、「性格的に一番信用できる主人公」(14歳・男性)、「ケチのつけようがない理想的な好青年」(49歳・男性)といった意見が上がっていた。
4位以降には『銀魂』坂田銀時、『こち亀』両津勘吉といった個性派キャラクターまでランクイン。世代によって意見の分かれそうなところだが、今回のトップ10の中に、あなたが友達になりたいと思うキャラクターは何人いるだろうか?
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
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