■スーファミでもマリオは強し!
そして第1位(34.7%)に輝いたのは、任天堂を代表するレースゲーム『スーパーマリオカート』でした。販売本数はなんと382万本で、全スーファミソフトの中で1位という驚異的な売り上げを記録しています。
マリオシリーズに登場するキャラクターたちがカートに乗りこみ、多彩なコースでレースに挑戦。最終的に獲得した総合ポイントで優勝を目指すという内容です。標準的な性能を持つマリオ&ルイージ、加速重視のピーチ姫&ヨッシー、加速は遅いけど最高速度に優れるクッパ&ドンキーコングJr、コーナリングが得意なノコノコ&キノピオなど、それぞれ乗るカートに性能差があるのも面白い要素でした。
また『スーパーマリオカート』では、走行中に相手のカートを邪魔するアイテムが出現。前を進む敵に亀のこうらをぶつけたり、バナナの皮を落として後ろを走るライバルの進路に制限を加えたりもできます。
対戦時は友達に後ろからホーミングしてくる“アカこうら”をぶつけられ、ゴール目前でスピンして抜き去られる……なんて屈辱を味わって顔を真っ赤にした経験も。ふつうのレースゲームと違ってアイテムによる大逆転要素があるので、リードしても最後まで気が抜けない独特の緊張感がありましたね。
この『マリオカート』も、最近Nintendo Switchで『マリオカート8 デラックス』や『マリオカート ライブ ホームサーキット』などが発売されている人気シリーズですが、その第1作目はスーファミ版の『スーパーマリオカート』です。