10月14日にNHKで放送された『ねほりんぱほりん』が話題を集めている。同番組は、モグラに変身した山里亮太(43)とYOU(56)が、豚に変身した顔出しNGのゲストから“ねほりはほり”聞き出す人形劇赤裸々トークショー。この日の番組では「同人漫画家」を特集し、マンガ『魔法先生ネギま!』の作者である赤松健氏と、イタコマンガ家として知られる田中圭一氏が解説者として登場した。
「同人誌」とは、同じ趣味や志を持つ人たちが自費で作る雑誌のこと。今回は原作のキャラや設定を生かした二次創作の同人漫画を手がける3人が作品への愛や熱意を語ったり、昔話「浦島太郎」をテーマにした二次創作を披露した。
番組の中で、同人経験者の赤松氏が「私は『セーラームーン』だったんですけど、マーキュリー、亜美ちゃんが好きで、イチャコラしたいという妄想があって……」と暴露すると、山里演じるモグラのねほりんが「先生、愛がこぼれてます」とツッコむ場面もあった。
放送後、赤松氏は番組公式ツイッターの投稿をリツイートし、「まあ私の場合は、セーラームーン原作者の武内直子先生に『赤松先生の同人誌下さい~』と飲みの席で言われたくらいですから、もう公認みたいなものなのですよ!(※もちろん内容的にお見せできませんでしたが…)」と明かした。赤松氏の活動は『美少女戦士セーラームーン』の作者である武内直子氏の耳にも入っていたようで、こうした秘密のやりとりも行われていたようだ。
この日の『ねほりんぱほりん』はツイッターでトレンド入りを果たし、「“誰かの地雷は誰かの主食”ってフレーズがその通りすぎて頷きまくってる」「思いがけないくらい愛と平和がぎっしりつまっていた」「共感できる場面がいっぱいあった……」「最高だった! 第2弾も希望!」と大きな反響を呼んでいた。
放送後には番組公式ツイッターが、放送に際してのディレクターのこだわりを紹介。番組の各所に仕込まれたネタや小道具を紹介し、番組ファンを喜ばせた。