9月20日より開幕した大人気2.5次元ミュージカル『ミュージカル 刀剣乱舞〜幕末天狼傳〜』が、公演関係者のコロナウイルス感染によって東京公演を中止することが9月23日、公式ツイッターアカウントより発表された。
今年3月21日より行われていた前作『ミュージカル 刀剣乱舞〜静かの海のパライソ〜』も、3月27日以降の公演に関して新型コロナウイルスの影響により全公演を中止していた同シリーズ。ファンにとっては2作品連続での公演中止という残念な結果となった。
この発表を受け、刀剣男士・加州清光役を務める俳優の佐藤流司(25)は翌24日、自身のツイッターを更新。「頑張れオレ達。こうなる可能性がゼロではないって事は百も承知でやってましたから。めげない落ち込まない。公演を楽しみにしてくださっている方、大変申し訳ございません。必ずまたお会いしましょう。よし、一旦ネイル落とすかー!」と、前向きなコメントでファンに語りかけた。
中止の発表後、ファンたちからは「やっぱりやるせない気持ちは残るね」「中止発表を見たときは悔しくて悲しくて涙が止まりませんでした」「分かっていても心や頭の整理って難しい」といった声が上がっていたが、佐藤のコメントに「お知らせを見てやるせない気持ちでいっぱいでしたが、流司さんのめげない落ち込まないという言葉にとても救われました」「流司くんの言葉の選び方、本当に素敵」「前向きな気持ちになれました!」といったリプライが寄せられた。
また佐藤以外のキャスト陣からもSNSやブログでコメントが発表されている。大和守安定役の鳥越裕貴はツイッターで、ファンに謝罪したうえで、「ただ本当に徹底していました。スタッフさん方、寝る間も惜しんで消毒等の対策を朝早くから夜遅くまでやってくださってました」と舞台裏のコロナ対策を明かし、「悔しいです。が東京公演が! 中止です。次、出陣の時は桜が舞いに舞っている事でしょう」とコメント。
和泉守兼定役の有澤樟太郎はブログを更新し、「楽しみにしてくださった方々にはご迷惑をおかけしてしまいますが 必ず再開できるよう 初日から乗ってきてる熱量と健康な状態をキープしつつ また幕末天狼傳届けられるよう努めます」とコメント。
堀川国広役の阪本奨悟はツイッターで、「悔しいですがこればかりは仕方がないこと。誰も悪くない。悔しい気持ちは次に向かうエネルギーに変えて、皆さんに必ずまた会えることを願います」とコメント。長曽祢虎徹役の伊万里有はツイッターで、「東京公演、23公演分の力と想いを次に繋げます。絶対待っていて下さい。止まない雨はない。みんなで綺麗な星を眺めれる時が来るまで今は鍛錬鍛錬!」とコメント。蜂須賀虎徹役の高橋健介はツイッターで公式の発表を引用ツイートし、劇中の歌詞になぞらえて「ゼッタイ諦めはしないと強く胸に誓うのさ」とコメントを発表した。
なお、『ミュージカル 刀剣乱舞〜幕末天狼傳〜』は10月16日より福岡公演、10月24日より京都公演、11月13日より東京凱旋公演の実施を予定している。