『ドラゴンクエスト』祝34周年!芸能界から感謝の声相次ぐの画像
画像は堀井雄二氏のツイッターアカウント『@YujiHorii』より

 RPG『ドラゴンクエスト』シリーズが、1986年5月27日のシリーズ1作目『ドラゴンクエスト』の発売から34周年を迎え、シリーズの生みの親であるシナリオライターの堀井雄二氏のツイートに「ありがとう」の声が殺到した。

 5月27日、堀井氏はツイッターに、「ドラゴンクエスト34歳の誕生日、ありがとうございます。当時、竜王に初めて会ったとき、なんて言われるのが、1番びっくりするだろうと考えたのが、『味方になれば世界の半分をお前にやろう』でした。ボク的には、犯人はヤス、に続く流れでした。思い起こすと、いろいろ懐かしいです」と、Nintendo Switchの『ドラクエ』プレイ画面と一緒に投稿した。

 1986年の発売から全シリーズ累計出荷数と配信数は8000万本を超え、今なお全世界で愛され続ける『ドラゴンクエスト』。シナリオライターである堀井氏は1983年にPCゲーム『ポートピア連続殺人事件』のシナリオも手掛けており、ファンが同作を語るときに使われる印象的なフレーズ「犯人はヤス」を例に挙げて、竜王のセリフの意図を語った。

 発売当時の『ドラクエ』では、ボスの竜王は、戦闘直前に勇者であるプレイヤーに「自分の部下になれば世界の半分をやろう」と誘いかけ、プレイヤーがそれに同意すると、復活の呪文を教えられバッドエンドになってしまう。この復活の呪文を入力すると、持ち物をすべて失いお金と経験値も0となった状態で再開するという、当時の子どもたちを驚かせる演出があった。

 そんな堀井氏の、懐かしさを感じさせるツイートに、ファンからは感謝のコメントが殺到。「あれから34年! ポートピアもドラクエも子供心に物凄く夢中になった神作です」「小学校2年生のときにドラクエに出会ってから、僕の人生が変わりました」「これからのドラクエも楽しみにしています」という声のほか、ドラクエ好きとして知られるタレントの中川翔子(35)はこのツイートにリツイートで反応。“ニャンちゅう”の声で知られる声優の津久井教生からは「レベル34の冒険の旅は楽しさ満杯ですね」、声優の雑賀みつきは「ドラクエは大量のワクワクドキドキが詰まっている、いつまでもどこまでもずっと大好きなゲームです!」と各界からコメントが寄せられた。

 この記念日に合わせて、秋に放送されるアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』では、新情報が公開。主人公のダイ役を声優の種﨑敦美が務めるほか、豊永利行、小松未可子早見沙織櫻井孝宏梶裕貴の出演が発表された。