５月１４日、にじさんじ所属のＶＴｕｂｅｒ「リゼ・ヘルエスタ」がＹｏｕＴｕｂｅで公開した、『ＭＯＴＨＥＲ３』のゲーム実況が話題となっている。
１４日、リゼ・ヘルエスタが自身のツイッターを更新。「本日２０時からＭＯＴＨＥＲ３配信します ＭＯＴＨＥＲシリーズのプレイヤーからは評価が分かれてるって聞いて、ちょっと迷ってたんだけど、ＭＯＴＨＥＲ２の続きらしいからやっぱり気になる……。もしかしたら前作を一緒に完走してくれた皆さんも辛い思いをすることになるかもしれないけど、覚悟決めていこう!!」とツイート。このつぶやきをきっかけに、２００６年に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト『ＭＯＴＨＥＲ３』がツイッターでトレンド入りすることとなった。
リゼ・ヘルエスタは、人気ＶＴｕｂｅｒを多く抱えるにじさんじに所属しており、２０１９年３月２２日のデビューから、テンションの高いゲーム配信や、おしとやかなテンションで繰り広げる雑談配信で高い人気を誇るＶＴｕｂｅｒの一人。ゲーム配信ではこれまでに『名探偵ピカチュウ』や視聴者参加型の『マリオカート』など意欲的にプレイを行い、チャンネル登録者数は３０.４万人を超える。今年２月から開始した『ＭＯＴＨＥＲ２』の実況配信でも大きな話題を集めたばかりだ。
そんなリゼ・ヘルエスタの『ＭＯＴＨＥＲ３』の実況動画は瞬く間に１５万再生を突破。３時間半にわたる実況をファンと一緒に楽しんだ。『ＭＯＴＨＥＲ３』にデザイナーとシナリオライターとして参加していたコピーライターの糸井重里もこの動画を見たようで、「『ＭＯＴＨＥＲ３』のプレイ実況を教えてもらって見はじめたら、止まらなくなってしまった。プレイヤーのセンスがいいんだろうなぁ」とツイート。これにリゼ・ヘルエスタが感激のコメントを送ると、糸井は「そう言うのもヘンですが、『感動してます！』。素敵に遊んでくれて、ほんとにありがとうございます。『３』は、もうこれでつくるのやめてもいいね、と思わせてくれたゲームです」と『ＭＯＴＨＥＲ３』への思いを語った。
糸井はこの後、「ほぼ日刊イトイ新聞」内で「プレイヤーの女性が、プレイヤーとして優れている。（中略）本気で『ＭＯＴＨＥＲ３』を遊んでいるたのしさがあるんです。そのうえで、このゲームをつくっているときのじぶんが、『とにかくおもしろいものをつくりたい』と、真剣に仕事している姿勢と出会えた気がしたんです」と動画を絶賛。リゼ・ヘルエスタもファンに向けて「改めて、見てくださる皆さんとＭＯＴＨＥＲ３を完走したいって思いが強くなりました」とツイートしていた。
現在、「ほぼ日刊イトイ新聞」内では、『ＭＯＴＨＥＲ』シリーズのすべてのセリフが収録された書籍を作成するプロジェクトも進行中。２０２０年末の発売に、多くのファンが期待を寄せているようだ。多くのファンを懐かしい思いにさせた『ＭＯＴＨＥＲ３』の実況動画。ぜひ一度チャンネルを覗いてみては？
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