新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、アニメの制作スケジュールにも大きな打撃を与え、4月から放送予定だったテレビアニメで、放送延期を発表した作品が急増。
そのアニメには『Re:ゼロから始める異世界生活』『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』『ノー・ガンズ・ライフ』『アイドリッシュセブン Second BEAT!』(5話目以降を延期)『放課後ていぼう日誌』(4話以降を延期)といった話題作も多く、放送を楽しみにしていたファンからは落胆の声も上がっている。
延期となるアニメの放送時期は未定になっているものが多い中、『リゼロ』と『ソードアート・オンライン』は7月からの放送を予定していることを発表。どうやら1クールずらして、夏アニメとして仕切り直すことが判明した。
こうして春アニメの目玉と目されていた2作品が7月期の放送にずれこんだことにより、くしくも今年の夏アニメの顔ぶれが超強化されることに。もしかすると、このほかの延期となったアニメの中にも7月期に放送される作品があるかもしれない。
もともと今年7月期の夏アニメには『ひぐらしのなく頃に』の最新作、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の第3期シリーズ、『魔法科高校の劣等生』の第2期シリーズといった人気アニメの続編が放送予定で、『ヒプノシスマイク』や『池袋ウエストゲートパーク』といったファン待望のアニメ化作品も数多くラインナップされている。
そこに延期された『リゼロ』と『ソードアート・オンライン』の最新作まで加わるとなれば、例年にない超豪華な夏アニメの布陣となるのは間違いないだろう。
そして放送延期となった番組枠では前シリーズを再放送してくれるケースもあり「前作を見逃した」、あるいは「録画をし忘れた」ファンにとってはありがたい配慮といえる。