国民的アニメとして多くのファンに愛され続けて来た『クレヨンしんちゃん』。その映画シリーズ２８回目となる最新作『映画クレヨンしんちゃん 激突！ ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』の公開（４月２４日）に先立って、本作品で声の出演を務める俳優の山田裕貴（２９）と、ものまねタレントのりんごちゃん（年齢非公表）の公開アフレコイベントが行われた。
山田は、２０１０年にスペシャルユニットＤ-ＢＯＹＳのオーディションでグランプリを受賞、特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルー（ジョー・ギブケン役）で俳優デビューを果たした。以来、近年は映画『となりの怪物くん』や『万引き家族』、『虹色ＤＡＹＳ』といった話題の映画作品に出演、いまや実力派俳優として注目されている。
高低差のある七色の声を武器に、男女問わず幅広いモノマネを披露する人気ものまねタレントのりんごちゃん。人気俳優とものまねタレントいう異色の組み合わせに、今回イベントのＭＣを務めた野原しんのすけも「大興奮だゾ」と興奮気味に喜びを爆発させた。
映画の舞台は、地上のラクガキをエネルギーにして空高く浮かぶ王国・ラクガキングダム。しかし時代の流れで以前よりもラクガキが減り続けているため、王国は崩壊の危機を迎えていたのだった。そこで王国の命運をかけ王国軍は、地上の人間に無理やりラクガキをさせる作戦「ウキウキカキカキ作戦」を決行する。そしてその王国の下には、しんのすけの暮らす春日部があったのだった……。
山田が演じるのは、その作戦を実行する王国の熱情的な防衛大臣。そして今回、声優初挑戦となるりんごちゃんは、人々に強制的にラクガキをさせる指導官、リンゴ、イチゴ、メロンの史上初となる三役を演じ分ける。
「オラァ～しんのすけだぞ……」と、記者会見の途中でしんのすけから、新作モノマネ披露のむちゃぶりをされたりんごちゃん。そこでりんごちゃんは、しんのすけ自身のモノマネを披露して、しんのすけを慌てさせて、笑いを誘うハプニングも。
また「子どものころから見ていた『クレヨンしんちゃん』の世界に自分が入れるのは不思議な感じ」と子どもの頃からしんちゃんファンだった山田は素直に喜びを語った。
そんな公開アフレコの様子は、下記の動画でごらんください。
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