舞台『笑ゥせぇるすまん』ビジュアル解禁「スタイリッシュ喪黒福造」に期待値爆上がり

　ライブ・スペクタクル『ＮＡＲＵＴＯ』のうちはサスケ役やミュージカル『刀剣乱舞』の加州清光役などで知られる２.５次元俳優の佐藤流司（２５）が３月９日、自身のツイッターを更新。４月２３日から上演される舞台『笑ゥせぇるすまん』のビジュアル解禁を報告した。

　この日佐藤は「笑ゥせぇるすまん ＴＨＥ ＳＴＡＧＥメインビジュアルが解禁となりました。喪黒福造の見た目を借りて、皆様に素晴らしいＳＴＡＧＥをお届け出来るよう精進して参ります。よろしくお願い致します」とコメントをつけ、この日発表されたメインビジュアルを公開。それは、黒いスーツに帽子、口角を上げた真っ赤な唇に佐藤の大きな瞳が印象的な喪黒福造の姿だった。

『笑ゥせぇるすまん』は、藤子不二雄Ａ氏によるブラックユーモアマンガ。主人公の謎のセールスマン・喪黒福造が客の「ココロのスキマ」を埋めるためのサービスを提供し、それに伴う約束をするが、それを破った客には悲惨な結末が待っているというオムニバス形式のストーリー。１９９９年にはテレビドラマ化され、喪黒役には俳優の伊東四朗（８２）がキャスティングされた。

　過去に喪黒を演じた俳優が恰幅のいい中年男性だったという経緯もあり、２月２１日に舞台化が発表された際には、佐藤のファンもどのような喪黒になるのか不安を抱いていたようだ。しかし、この日解禁されたビジュアルを見てファンは大歓喜。「かっこいい喪黒福造、とても素敵です」「どうなるかと思ったけどこれはアリ」「不気味な笑み、まさにアニメで見ていた喪黒福造みたいです！」「このニンヤリした表情、目力は流司さんにしか出来ない表現だなと感動しました」「流司くんになら騙されてもいい」「かっこいいけれど、その笑みは、ただの笑顔ではないですよね。どんな舞台なるのかな？」と期待の声が多数上がった。

「佐藤といえば、バンドプロジェクト『Ｔｈｅ Ｂｒｏｗ Ｂｅａｔ』でもボーカルとして活動しており、歌の実力もお墨付き。加えてダンスやアクションも得意ですから、これまでとはかなり印象の違う喪黒福造が見られそうです。舞台のプロデュースを行なっているネルケプランニングの公式サイトにも“佐藤流司が音楽にのせてスタイリッシュに演じる！”と記述されているので、イケメンだらけでミュージカル寄りの、歌ありダンスありのエンターテイメント作品になるかもしれません。色々な意味で期待大です」（アニメ誌ライター）

　令和の世でも『笑ゥせぇるすまん』がブームを席巻するか？