2月17日、現在放送中のアニメ『とある科学の超電磁砲T』の公式サイトが、新型コロナウイルスの影響により21日放送予定だった第7話を放送延期することを発表。そのほかにも、アニメ関連イベントが次々と中止になる事態となっている。
同アニメの公式サイトは、17日に「昨今世界的に問題となっております『COVID-19』の影響により制作上の都合がつかず、やむを得ず放送を延期することとなりました」と21日分の放送延期を発表。第7話の新しい放送日についても「決定し次第、アニメ公式サイトにて発表致します」と、現段階では未定であることを明かした。
この『とある科学の超電磁砲T』の放送延期を受け、SNSでは「コロナが遂にアニメにまで影響出てきたか」「健康第一、人命第一です。決して決して『視聴者が待っているから』等を理由に無理を通すことだけはしないで下さい」「製作にたずさわる皆さんの身体優先で大丈夫です」「日本のスタッフの皆様も中国のスタッフの皆様も、健康に最大限にお気をつけください」など、日本と中国の製作スタッフを気遣うコメントが相次いでいる。
また、アニメやカードゲームなどを手がけるブシロードも、公式ツイッターで「現在発生している新型コロナウイルス感染症の情勢を鑑みまして、2020年3月19日までのブシロード主催イベントの中止・延期についてご案内を掲載いたしました」とツイート。
『BanG Dream!(バンドリ)』『少女☆歌劇レヴュースタァライト』『カードファイト!! ヴァンガード』『フューチャーカード バディファイト』といった作品に関するイベントについて、中止および延期することを明らかにした。
こうした運営サイドの判断に、ファンからは「勇気ある英断だと思います」「その判断を支持します。大変な状況ではありますが、引き続きブシロードを応援していきます」「興業を行う企業として正しくそして迅速な判断だと思います」といった温かい声が多数寄せられている。
そして19日には、大阪・日本橋で3月15日に開催を予定していた『第16回日本橋ストリートフェスタ2020(通称・ストフェス)』の中止も決定。世界中から20万人以上が来場する日本最大規模のコスプレイベントも、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念により開催断念を余儀なくされたようだ。
こうした流れにも「やむを得ない事情」と冷静に受けとめているファンが多いのが救い。1日も早く終息してほしいと心から願う。
TVアニメ「とある科学の超電磁砲T」#7 放送スケジュール変更についてお知らせがございます。詳しくはアニメ公式サイトをご覧ください。https://t.co/TCdRZJzbYe#超電磁砲T
— とあるプロジェクト公式 (@toaru_project) February 17, 2020
※画像は『とあるプロジェクト』の公式ツイッターアカウント『@toaru_project』より