仮面ライダーゲイツ・押田岳、念願“真ん中”デビューも「緊張で足が震えてます」の画像
『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』舞台挨拶に出演した(左から)兼崎健太郎、紺野彩夏、板垣李光人、奥野壮、押田岳、戸谷公人、木ノ本嶺浩、村上幸平、諸田敏監督
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 2月18日、オリジナルVシネマ『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』の完成披露舞台あいさつが都内で行われ、俳優の押田岳が主演への思いを誇らしげに語った。

 同作は、昨年8月まで放送された『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)の最終話以降の物語で、押田岳演じる明光院景都/仮面ライダーゲイツが主人公として活躍するスピンオフ作品。この日のイベントには押田のほか、同作に出演する仮面ライダージオウこと常磐ソウゴ役の奥野壮に加え、兼崎健太郎紺野彩夏板垣李光人戸谷公人木ノ本嶺浩村上幸平、諸田敏監督も出席した。

 会場からの「ゲイツー!」という声援を受け、押田は「あ~! 久しぶり、気持ちいいこれ!」と笑顔に。今作で主人公を務めることについて、押田は仮面ライダージオウ役の奥野を見ながら、「ずっとこの人の横に立っているだけのキャラだったので、ついに俺が真ん中かと! うれしかった!」としみじみ。自信たっぷりに胸を張ったが、この日のイベントは緊張しているとのことで、「今日ここに立ってるのもめちゃくちゃ緊張で、足が震えちゃってるんです」と告白。「お笑いコンビでも立ち位置が逆になると落ち着かないっていいますけど、今そういう気持ちなんです」と真ん中での立ち位置に動揺を見せた。

 これを聞いて、奥野は「僕が一番だってのは変わらず……」と笑いを交えてコメントしつつ、「ずっと(押田と)一緒に戦ってきたので安心感と言うか、新鮮な気持ちで現場に入れました」と語った。

 押田は主演作の撮影を振り返り、「今回、主演をやってみて、(奥野は)すごかったんだなと思いました。真ん中に立つのはこんなに大変なことなんだって。(奥野は)僕より3つも年下なのに、1年間ずっとそれをやってくれていたのはすごいな、ありがたいなと思いました」と奥野への感謝を伝えた。

 同作は普通の高校生として生活する明光院景都が、常磐ソウゴらとともに新たな歴史を刻む物語。イベントではキャストそれぞれの高校時代の思い出を聞く場面もあったが、ウール役の板垣李光人は「高校生らしいキラキラした感じじゃなくて……。お弁当とかも隅っこで食べているような人間で」とどんより。オーラ役の紺野彩夏も「“単位が足りない、単位が足りない”って先生にずっと言われてて。ずっと単位と戦ってましたずっと……」と下を向いてコメント。暗い話が続く『ジオウ』チームに焦ったMCが「押田さん、何か明るい話を!」とマイクを向けると、押田は「僕は楽しい高校生活でしたよ! なんだろう、ずっとラーメン食べてましたね!」と語り、「なんだろう……バカみたい、何このコメント!」と自虐し笑いを誘った。

 当時、多忙だった奥野は、「諸事情で高校を辞めてしまったので、卒業できなかったんですよ」と告白。だが本編29話のブレイド編で常磐ソウゴが卒業証書をもらう場面があったことを振り返ると、「校門の前で卒業証書を抱えて撮った写真を今でも額縁に入れて部屋に飾ってます」と明かし、周囲から「いい話じゃないか!」と拍手を浴びた。

 オリジナルVシネマ『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』は2月28日から全国28館で上映されるほか、Blu-ray&DVDが4月22日に発売される。

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