1994年から97年にかけて『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された藤沢とおる氏によるヤンキー漫画『湘南純愛組!』がドラマ化し、2月28日からAmazon Prime Videoで配信されることが分かった。
藤沢とおる氏の代表作で2度にわたってドラマ化された『GTO』以前に連載された『湘南純愛組!』は、『GTO』と同じ主人公・鬼塚英吉の高校時代を描いた物語。鬼塚英吉と相棒・弾間龍二のケンカ最強“鬼爆コンビ”は、彼女を作るためにヤンキー生活から足を洗うはずだったが、次から次に強敵が立ちはだかり大乱闘。1990年の湘南を舞台に、バイクや衣装も当時を完全再現しドラマ化される。
鬼塚英吉役は、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞し、テレビドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)でも活躍した寛一郎(23)。弾間龍二役は、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)、『チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』(日本テレビ系)などの出演で注目を浴びる金子大地(23)。総監督は、昨年話題をさらったNetflix配信ドラマ『全裸監督』の脚本・監督を担った内田英治氏が担当する。
《寛一郎さんコメント》
僕の世代だと「鬼塚英吉」=「GTO」で、「湘南純愛組!」についてはこの作品で初めて知りましたが、前半はコメディで後半につれてどんどんガチのヤンキー漫画になっていく、両方の要素がつまっているところがとても面白いと思いました。とくに「鬼塚」はコミカルなところと真剣なところ両方あるキャラクターなので、そこを上手く表現できれば、と思って演じました。色んなヤンキー映画がありますが、金子くんとのタッグでやるからこそ何か違うものに出来ればなと思って撮影していたので、軽い気持ちで観てくれて、笑ってくれて、カッコイイなと思っていただければ僕は嬉しいです。
《金子大地さんコメント》
原作ファンの方がすごく多いので、出来るかな?…という不安があったのですが、ここまでのヤンキーを演じることはなかなか無いので、「弾間龍二」に近づけるよう頑張りました。原作は、コメディの面白いところと、鬼爆の二人が合わさって喧嘩するときのカッコイイシーンがはっきりしているので、映像でもちゃんと実現させたいなと思っています。英吉役の寛一郎君とのお芝居の絡みは凄く合っていると感じるので楽しみに見ていただきたいです。現場ではアツいドラマが生まれていたので、多くの方に何回も観ていただける作品になっていると思います!
《内田英治監督コメント》
ひとことで言うと「ポニーテールはふり向かない」と「毎度おさわがせします」を足して二で割るような青春ドラマでございます。若い人にはなんだそりゃでしょうが、帰国子女で日本特有のヤンキー文化に飢えて育った私にとって湘南純愛組は80s-90sにかけた時代のファッションやオートバイを描ける夢のような作品。単車にケンカに、恋のABC…。時代に逆行する伝説の青春をぜひご覧あれ。目指すはかつての大映ドラマ。もちろんバイクはノーヘルだ!
大ヒットドラマ『今日から俺は!!』の公開が控える2020年。90年代のヤンキーカルチャーが令和の日本で旋風を巻き起こしそうだ。
配信サイト:Amazon Prime Video
配信日:2月28日(金) シリーズ全8話
出演:寛一郎 金子大地
原作:藤沢とおる『湘南純愛組!』
(講談社「週刊少年マガジン」所載)
総監督:内田英治
監督:松本優作、鈴村展弘
脚本:内田英治、加藤法子、李奈媛、野村伸一
音楽:遠藤浩二
音楽協力:ビーイング
制作プロダクション:アットムービー
公式サイト:younggto.com
(C)藤沢とおる・講談社/湘南純愛組!製作委員会