12月14日に放送されたアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)では、新キャラ・筑波芽衣の活躍が話題に。江戸川コナンも顔負けの“名推理”を披露し、視聴者から「今後も活躍してほしい!」「凄いけど、どこかミステリアスな雰囲気」と期待の声が寄せられている。
この日放送されたのは、前回から続くストーリーの第963話「毛利小五郎大講演会(中編)」。毛利小五郎、江戸川コナン、毛利蘭は、HISHIDAホールのリニューアルを記念した小五郎の講演会で殺人事件に巻き込まれていた。被害者は講演会に来ていた俳優・猪越健一郎(いのこしけんいちろう)。密室状態の楽屋で何者かに殺害され、小五郎はHISHIDAホールの元支配人・冷泉茂吉(れいぜいもきち)が犯人だと推理する。しかし容疑者の冷泉が自供したのは、全く別の殺害事件だった。
冷泉が殺害したのは、HISHIDAホールの現オーナー・菱田順子(ひしだじゅんこ)。先代のやり方をないがしろにする順子が許せなかったことが動機で、後の捜査では順子と猪越がほぼ同時刻に殺害されたことが判明する。冷泉以外の関係者たちにもしっかりとしたアリバイがあったため、猪越の事件については謎が深まってしまうのだった。その後、小五郎が猪越を殺した“密室トリック”について頭を抱えていると、トリックに気がついたコナンが小五郎にヒントを与えようとする。
するとコナンが口を開く前に、芽衣が先に何気なく小五郎へヒントを出してしまう。小五郎は芽衣のフォローもあって、密室トリックを見破って犯人を警備会社社長・月野木秀樹(つきのぎひでき)だと特定。月野木はアリバイがあると無実を主張したが、芽衣が物的証拠を見つけて事件は見事に解決した。
コナンや小五郎よりも先に事件を解決した芽衣に、ネット上では「芽衣ちゃんカッコいい!」「これは新たなる探偵キャラの登場かな!?」「コナンと同レベルの推理力があるなんて信じ難い」「芽衣の登場で展開が全く読めなくなった! まさかのレギュラーキャラになるなんてこともあるかもね」といった反響が続出。
現在放送中の「毛利小五郎大講演会」は原作コミックにはないアニメオリジナルのストーリーで、筑波芽衣の声優は井上麻里奈が担当。井上は放送終了後にツイッターを更新し、「まさかの3話完結ものという事で、来週も出ます!芽衣ちゃん、一体何者なんでしょうね?」と21日放送の後編へ期待を寄せていた。はたして芽衣の正体は何者なのだろうか。次回の完結編が見逃せない。