『鬼滅の刃』のパクりと叩かれた『鬼門街』作者がSNSで否定「そんな大それた事…」の画像
※画像は永田晃一氏のツイッターアカウント『@kimon_gai』より

 12月17日、雑誌『ヤングキング』(少年画報社)で『鬼門街』を描いている漫画家の永田晃一氏がツイッターを更新。自身の作品が『鬼滅の刃』のパクリと叩かれている件について言及した。

 この日のツイッターで永田氏は、「最近某マンガアプリのコメント欄で鬼門街が鬼滅の刃のパクリだと叩かれているようですがそのような事実はございません」「そんな大それた事する勇気は僕にはございません」とツイート。

 さらに永田氏は「正直、悲しい気持ちにはなりましたがその反面これを機に鬼門街を読んでいただけたら嬉しいな、とも思っています」と、ショックを受けながらも前向きなコメントを出していた。

 永田氏が2015年から連載している『鬼門街』は、現代に暮らす高校生が「鬼」に魂を売ったことで人並み外れた力を得るという導入から始まる。人が瀕死になったときや、深い絶望を感じたときに「鬼門街」に住まう鬼が現れ、契約を持ちかけるという独特の世界観が魅力の作品だ。

 現在大ヒット中の『鬼滅の刃』(集英社)とは「鬼」をモチーフにしたバトル漫画という部分くらいしか共通点は見当たらないため、『鬼門街』のファンも困惑。SNSには「鬼が出てくるってこと以外、何も被ってない気がする」「どこがパクりなのか分からん」「鬼滅の刃と鬼門街……全然似てない」「両方の作者に対して失礼」「鬼門街も鬼滅の刃も、どちらもオリジナリティあふれる名作漫画でとても好き」といったコメントが相次いでいた。

『鬼滅の刃』と『鬼門街』は、奇抜な設定と息をつかせぬストーリー展開が魅力の名作なので、ぜひどちらも読んでみてほしい!

※画像は永田晃一氏のツイッターアカウント『@kimon_gai』より