12月15日放送のテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、女優の吉岡里帆(26)がゲスト声優を担当。自身がモデルとなったキャラクターの声を好演した。
アニメ放送前の13日、吉岡は自身のインスタグラムを更新し、「不思議な旅人として登場します……さくら家の温かさが心に染みました」と、『ちびまる子ちゃん』出演を告知。さらに「スタッフさんの愛情がたっぷりの物語です」「色々な見方、色々な感じ方が出来ます」とつづり、自身が演じる“吉田リホ”のキャラクターを披露していた。
そして、この日放送された「まる子の孫がやってきた?の巻」のエピソードに、吉岡が演じる吉田リホが登場。東京の専門学校で音響の勉強をしているリホは、祖母の故郷である清水を訪れ、カセットレコーダーで“おばあちゃんが好きだった思い出の音”を録音していた。
まる子と出会ったリホは、すぐに意気投合。まる子のグータラ話を聞いたリホは「あたしのおばあちゃんみたいだね」と語り、おばあちゃんはまる子と同じ小学校に通っていたことを明かす。
するとたまちゃんは、リホのことを「何となくまるちゃんに似てる」とつぶやき、「リホさんのおばあちゃんって、まるちゃんのことだったりして」と、不思議なファッションをしているリホは、実は未来人という説を唱える。これにまる子も同調し、「リホは私の孫」と言い出した。
その後、まる子の家を訪れたリホは、家族の楽しい団らんに参加。帰り際にはさくらファミリーの声を録音して、温かい気持ちで帰路につく。リホは「清水の音、みなさんの声、きっと雲の上のおばあちゃんに届くと思います」と最後につぶやき、亡きおばあちゃんの笑顔の写真を眺めているという、ハートフルなストーリーだった。
そんな“吉田リホ”のエピソードに多くの視聴者が感動。SNSには「今日のちびまる子ちゃん泣けたわ」「なんか切ないお話だなぁ。さくらももこさん、空から見てたかな」「さくらももこ先生はおばあちゃんになれないまま天国へ旅立たれたから、なんだか涙腺に来る話でした」といった感想が続出。
吉岡の演じたキャラにも「めちゃくちゃ可愛い」「吉岡里帆さんのデザイン、ちびまる子ちゃん史上一番のかわいさでは」「吉岡里帆のかわいさを全力で再現したキャラデザ」といった称賛の声が上がった。
また作中で、さくら家に来たリホが“きつねうどん”を食べるシーンがあり、「どんぎつねさん!」「きつねうどん食べてて笑った」と、日清のどん兵衛のCMで“どんぎつね”のキャラを演じている「吉岡に絡めたネタでは?」との指摘もあった。
今回の『ちびまる子ちゃん』は吉岡里帆の熱演もあって、“笑いあり”“感動あり”の神回だった!
※画像は吉岡里帆のインスタグラムアカウント『@riho_yoshioka』より