『名探偵コナン』女装してカニをくわえた死体に視聴者騒然「なんて事件だ…」の画像
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 11月30日放送の『名探偵コナン』(日本テレビ系)961話「グランピング怪事件」に、異様な格好をさせられた死体が登場。「情報量が多すぎる」と視聴者からのツッコミが殺到した。

 今回の事件はコナンと毛利蘭、鈴木園子の3人がキャンプ施設に訪れるところからスタート。夜になってたき火を囲んでいると、どこからか悲鳴が上がり、コナンたちは慌てて現場に急行。そこにあったのはカツラを被って女装した男性の死体で、顔には下手な落書きが施された上、口にカニの足が1本突っ込まれていた。

 一同が呆然とするなか、園子は「なんなのコレ、ふざけてるの?」と動揺。それに対してコナンは冷静に「蘭ねーちゃん、救急車! それに警察も!」と指示を出し、死体の状態を確認する。

 その後、関係者たちに事情を聞いていくと衝撃的な事実が明らかに。被害者の妻である戸崎響子は夫が倒れているところを発見したものの、「このままだと私のせいになっちゃう」と不安になったそう。そこでシェフの田辺博のせいにするため、死体を動かして冷蔵庫にあったカニを咥えさせたという。

 しかし田辺は死体を発見すると、メイクアップアーティストの三浦美香に罪をなすりつける作業に着手。続いて三浦も響子を犯人に仕立て上げようとしたことによって、混沌とした状況が生み出されたらしい。お互いに罪を被せようとしていたことが判明すると、その場で醜い言い争いが勃発。コナンはあきれた表情で「人ひとり亡くなってんだぞ……」とつぶやいていた。

 殺人事件とは思えないコミカルな展開に、ネット上では「一体何なんだ今回の事件は……」「なんてふざけた死体なんだ」「容疑者にアホしかいなくて笑った」「あんな死体見たら悲鳴上げるより吹き出しちゃうと思う」と大きな反響が上がった。

 エピソードの終盤では、コナンの活躍によって3人の内から犯人が暴き出される結末に。他の2人は容疑が晴れたかと思いきや、死体遺棄の容疑で目暮警部に連行されていくというオチがつけられていた。

 今回のエピソードは“怪事件”として語り継がれていきそうだ。