『ゲゲゲの鬼太郎』砂かけばば&子泣きじじいのまさかのキスシーンが話題の画像
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 11月24日の『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)第82話「爺婆ぬっぺっぽう」では、砂かけばばあと子泣きじじいが主役となるエピソードが放送された。長年連れ添った夫婦のような姿に「これは泣ける!」と視聴者からの感動の声が続出した。

 今回、若返りクリームによって人間が老化するという珍現象が発生。鬼太郎たちは事件を解決するため、商品が生産されている孤島へと向かった。だが島に到着してすぐ不意打ちを受け、元凶である妖怪・ぬっぺっぽうを取り逃してしまう。さらに砂かけばばあが若返りクリームを使っていたことが発覚。認知症のような状態に陥った砂かけばばあは戦線離脱し、子泣きじじいも一緒に寄り添うことを決意するのだった。

 2人きりになると、砂かけばばあは意識を繋ぎとめるため、子泣きじじいに「昔話をしてくれんか」と頼み込む。2人はたき火を囲みながら、懐かしい思い出話に花を咲かせる。しばらく時間がたち、目を覚ました子泣きじじいは、砂かけばばあが手紙を残して出ていったことに気づく。手紙には「思い出話をすべて忘れてしまうのはつらい」「あの世か、あるいは来世か、いずれまたどこかで会うこととなろう」「わしらの腐れ縁はそう簡単に断ち切れるものではないからな」と別れを告げる言葉がつづられていた。

 外に出た子泣きじじいは、ほうけた表情の砂かけばばあを発見。変わり果てた姿に号泣しながら「頼む、わしを置いていくんじゃない!」と砂かけばばあにキス。すると唇を奪われた砂かけばばあの目に光が復活。「馬鹿もんが。チューで目覚めるのはプリンセスだけと相場が決まっておろうに!」と子泣きじじいにビンタを食らわせ元の元気さを取り戻したのだった。

 熱い絆が描かれたエピソードに、ネット上では「朝からすごいものを見てしまった……」「まさか砂かけババアのキスが見られるとは」「まさに愛の力!」「これで夫婦じゃないとか嘘だろ?」「散々嫌がってたのに自分からキスする子泣きじじいに泣かされた」と大きな話題を集めた。

 その後2人は鬼太郎たちと合流し、ぬっぺっぽうの撃破に成功。一反もめんが子泣きじじいの活躍を「かっこよかねえ~」と称えると、砂かけばばあは「当然! わしの相方じゃぞ」と誇らしげに応えてみせた。

 これからも末永く“名コンビ”の活躍を見せてほしい。