せいや(霜降り明星)
せいや(霜降り明星)

 11月26日放送のクイズ番組『トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)にお笑いコンビ・霜降り明星の二人が出演。せいや(27)が番組内の発言を撤回するツイートを行い、ネット上で波紋を広げている。

 この日、霜降り明星の二人は“平成生まれ”代表として登場。番組冒頭の「昭和に自慢できること」というアンケートに、せいやは「昭和には面白いアニメがない」と回答した。

 せいやは「ワンピースとかNARUTO、やっぱり平成のアニメってすごいですからね」「昭和のアニメで何ヒットしたかと言ったら、『はじめ人間ギャートルズ』1本なんですよ」とボケると、MCの浜田雅功(56)が「そんなワケないやろ、もっとあるわ!」とツッコんでスタジオを爆笑させた。

 しかし、この番組が放送されると、せいやは自身のツイッターを更新。「さきほどのテレビでの昭和のアニメについての発言について真意は違いました、昭和好きとして許せなかったので書きました」とツイート。長文を書いた画像も同時に投稿した。

 そこでせいやは「昭和のアニメはギャートルズだけであとは面白くないというボケをしましたが、あれは真意ではありません」と釈明。続けて「むしろ逆です、高校の頃からアグネスチャンのファンクラブに入るぐらい68年から72年の日本のサブカルチャーにはまってしまいそこから昭和のすべてを愛するようになりました」と本当は大の昭和好きであることを明かした。

 さらに「もちろん昭和のアニメにも大ハマりし大好きすぎて子供の頃から同年代では珍しくトッポジージョやカリメロ、コッキィ、パープルタウン(おそらく新メイプルタウン物語パームタウン編の誤記)、未来少年コナン、ガンダム、ど根性ガエル、タツノコプロはタイムボカンはもちろんグズらの白黒時代からハッチ二作、ハクション大魔王、あくびちゃん、タツノコプロは特に見ました」と、むしろ昭和アニメ好きであることを告白。

 せいやは「昭和のカルチャーを軽くいじるのが自分的にやっぱ腑に落ちなかったので書きました」と説明し、「生きている時代を何回も悔やんだぐらい昭和が好きです」「本当に涙が出るぐらい昭和が好きということです」と“昭和愛”を力説。「キモいかもしれませんが、自分はあの発言を撤回しないまま人生を送れません」と、このツイートをした理由をファンに説明していた。

 そんなせいやの生まじめなツイートに、SNSでは「誠実な人だな」「せいやのそういうとこ好き」「霜降りファンはせいやさんの昭和愛知ってますよ」「自然に“いや平成生まれなら普通ギャートルズ知らん!”とツッコんでしまいました笑」「トッポジージョにホンモノ度を感じます」「お笑いも昭和も人一倍大好きだからこそですね」「芸の一貫でああいうことを言わなくちゃいけない事情も、ファンはちゃんと理解しています」といったコメントが寄せられていた。

「せいやさんは自身のラジオ番組などでも、よく大ファンのアグネス・チャンさんや昭和時代の魅力を熱弁されていて“せいやの昭和好き”は有名な話です。昔の情報に異様に詳しいせいやさんに、相方の粗品さんが“羊水にテレビ浮いてたん?”とツッコむやりとりは、ファンの間でも語り草になっています。今回は“平成生まれチーム”としての出演だったので、番組のことを考えてあえて平成寄りのボケを言ったんでしょう」(お笑いライター)

 昭和愛が強すぎて、たとえボケだとしても我慢できなかった!?

※画像はせいや(霜降り明星)のツイッターアカウント『@simofuriseiyam』より