11月19日、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公式サイトは、Mr.Children(ミスターチルドレン)が主題歌を担当することを発表。ネット上では驚きと歓喜のコメントが殺到している。
来年3月公開の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、漫画『ドラえもん』の連載開始から50周年、さらに劇場版の40作品目となるメモリアルな作品。同映画の公式サイトは「『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の主題歌が、Mr.Childrenが本作のために書き下ろした『Birthday』に決定しました」と告知した。
ミスチルのボーカルの桜井和寿(49)は、同サイトにて漫画『ドラえもん』との出会ったときのエピソードを紹介。小学4年生のとき、まったく勉強をしない子どもだった桜井のために、両親が『ドラえもん』の1巻から5巻を買ってきたという。
桜井は「“まずはここから始めましょうね。はい、ドラえもん”そんな気持ちで買ってきたのだろう」と当時の親の心情を推察し、しばらくは複雑な気持ちだったそうだが、いざ読み始めると「我を忘れ夢中で読みふけった」「僕にとってはじめての読書。はじめて好きになった本。はじめて感動で泣いた本」と、『ドラえもん』への想いをつづった。
そして「それ以来、背表紙の数字は増えていき、棚に入りきらないくらいのドラえもんが並んだ。中2の夏に音楽と出会うまで」と、少年時代は『ドラえもん』とともに過ごしたことを明かし、「ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です」「絶対観てくださいね。聴いてくださいね」と締めくくっていた。
さらに同サイトでは、主題歌の『Birthday』を用いた特報映像も公開。疾走感あふれるミスチルの楽曲と桜井の伸びやかなボーカルは、雄大な白亜紀を冒険するのび太たちの映像に、とてもマッチしていた。
そんな映画『ドラえもん』の主題歌をミスチルが担当するというニュースに、ファンは大喜び。SNSでは「これは熱い!」「ミスチルがいつかは来ると信じてた! 絶対観るし、早く聞きたい」「ミスチル×『ドラえもん』は胸熱! 見に行くことが確定した」「久々に息子と見に行こう! でも恐竜はダメだよ、泣くわ」「ミスチルのせいで、久しぶりに『ドラえもん』が見たくなった」などのコメントが寄せられ、公開が待ちきれない様子だった。
来年3月6日から公開となる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』。ミスチルの楽曲と『ドラえもん』のコラボレーションを楽しみにしたい。
※画像は『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公式サイトより