11月1日、ホラー映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の公式サイトが、アニメ『おそ松さん』とのスペシャルコラボムービーを公開。動画は『おそ松さん』で松野家三男・チョロ松を演じる声優の神谷浩史(44)と、松野家五男・十四松を演じる小野大輔(41)が『IT』を紹介するという内容。ホラー映画をPRするための動画にもかかわらず、その本編とは逆に「ほっこり」させる内容になっているようだ。
『IT』と『おそ松さん』とのコラボは、「どちらも27年ぶり(『IT/イット THE END』は前作から27年後の世界が舞台。『おそ松さん』は1980年の『おそ松くん』から27年ぶりに制作された)」「どちらも男6名と女1名のメインキャラクターで、彼らは勝ち組ではない」「『おそ松さん』の制作会社が『studioぴえろ』で、ピエロつながり」という奇跡的な共通点により実現。10月24日には『おそ松さん』のキャラクターたちが『IT』に登場する殺人ピエロ・ペニーワイズから風船を受け取っているコラボビジュアルが公開されていた。
今回公開されたスペシャルコラボムービーは、『IT』の予告映像に合わせて、チョロ松と十四松が『IT』を紹介するというもの。「“IT”ってなに?」と問う十四松に対してチョロ松が「知らないの? それヤバイよ そんなんじゃ女の子にモテないよ!」と『IT』を猛アピールしたり、「“ルーザーズ(負け犬)・クラブ”ってなんか親近感!」と言う十四松に対し、チョロ松が「そうそう、僕たちも立派な負け犬……って、そこに親近感抱くなよっ!」とノリツッコミをしたりと、アニメさながらのトークを展開する。
ムービーを見たファンからは「どんな紹介の仕方だよ……笑」「三男の『それ』に関する説明が大雑把で笑える」「2人がかわいすぎて、映画の内容が頭に入ってこない」「チョロ松くんと十四松くんが紹介したら、ホラーも怖くないんですけど」という感想が相次いだ。『IT』の内容に反し、2人のやりとりに「ほっこり」してしまったようだ。
なお、チョロ松と十四松を演じた神谷と小野はそれぞれ『IT』でも吹き替えを担当している。11月1日より劇場公開がスタートした『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。劇中でもチョロ松と十四松の姿を思い出してしまうかも?