綾瀬はるか
綾瀬はるか

　漫画やアニメの実写化が盛んな昨今。『サザエさん』や『ドラえもん』、『ちびまる子ちゃん』など、国民的アニメも次々と舞台化にＣＭ化にドラマ化にと２次元の枠を飛び出している。そこで今回は、これまでに実写化されていないアニメ『クレヨンしんちゃん』がもし実写化するなら誰が似合いそうか、調査を行なった。

　今回ランキングにしたのは、しんのすけの母・野原みさえ。２９歳の専業主婦で、いつもしんのすけのイタズラを厳しく叱る“こわいお母さん”というイメージがあるみさえ。実写化された場合、誰が適任か。「野原みさえ役が似合そうな女優」について、４０代までの男女２００人に聞いてみた。

　全体の３％の票を獲得し、第５位に選ばれたのはドラマや映画で母親役を多く務める尾野真千子。

　選んだ人からは「怖いけどいいお母さん」（２９歳・女性）「似合いそう」（４３歳・女性）というコメントが集まった。尾野は２０１７年のインタビューで母親役を演じる際、「母親役だからといって特別に何かしているわけでもなく、そのときの行き当たりばったり」と明かしている。ＮＨＫ連続テレビ小説『カーネーション』で見せた、岸和田弁で怒る姿も好評だった尾野なら、しんのすけのこともバッチリ叱れるかも。

　第４位は３.５％の票を獲得した綾瀬はるか。

　綾瀬を選んだ人からは「年齢的にちょうどいい」（２９歳・女性）「家でだらける姿が想像できる」（３３歳・女性）という声が集まった。ドラマ『ホタルノヒカリ』（日本テレビ系）で演じた、家でダラダラする干物女の印象が強いせいか、家でのしんのすけとのやりとりが目に浮かんだ人が多かったようだ。「かわいく叱ってほしい」（４２歳・女性）という意見もあったが、はたしてみさえのようにしんのすけを厳しく叱れるか？

　第３位には観月ありさ（４％）がランクイン。

　選んだ人からは、「『ナースのお仕事』みたいなドタバタのイメージ」（４６歳・男性）「ドジっぽい感じも似てる」（３６歳・男性）「みさえなら、この人しかいない」（４０歳・男性）というコメントを集めた。過去には『サザエさん』で主人公・フグ田サザエを天真爛漫に演じた観月。国民的アニメのママ役は観月が適任だという人が多いようだ。

　第２位に選ばれたのは小池栄子（４.５％）。

　グラビアアイドルとして活躍後、女優として頭角を現した小池が２位となった。バリバリのキャリアウーマンから母親まで、演じる役もさまざまだ。選んだ人からは「怖く怒りそう」（３２歳・女性）「主婦っぽさがすごい」（２７歳・男性）「変顔もできる」（１７歳・男性）という声が多く集まった。

　全体の６％の人から支持され第１位に輝いたのは天海祐希。

「サバサバしているから」（２９歳・男性）「かっこいいお母さんになりそう」（３６歳・女性）「怖いから」（４５歳・男性）と、しんのすけから見た“怖いお母さん”のイメージで１位となった天海。しかし天海本人は２０１８年のインタビューで、自身のことを意外と手抜きをするのが好きなタイプと語り、「わりとグダグダな人間」だとしていた。世間のイメージとのギャップで、人間味あふれるみさえを演じ切ってくれるかも？

　同時期に行った「『野原ひろし』が似合いそうな俳優は誰か」の結果は上位の票数が固まっていたが、それとは対照的に大きく票が割れた今回のランキング。５位以下には篠原涼子、磯野貴理子、仲間由紀恵、松岡茉優、吉田羊らの名が挙がった。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/