『名探偵コナン』出オチタイトル!? 久々のギャグ回に視聴者困惑「どんな顔して見ていればいいのか…」の画像
画像はアニメ『名探偵コナン』公式サイトより

 9月28日に放送されたテレビアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)が一風変わった内容で、視聴者から多数のツッコミを集めた。

 この日放送されたのは、第955話「昆虫人間のヒミツ」というエピソード。前話までは3週に渡って私立探偵の安室透が活躍するシリアスな長編を放送していただけに、今回の予告編が流れただけで、ネット上では話題に。「タイトルからしてすでに出オチ」「予告だけでも笑ってしまうような名前だ」「久しぶりのギャグ回ですかね?」「昆虫人間とかいう名前を昔の特撮以外で見ることになるとは……」「これは久しぶりに“迷作”の予感がする!」と注目を集めた。

 肝心の本編は、ある日、コナン、元太、光彦、歩美が“村営昆虫人間牧場”のある黒野須駅に降り立つところから始まる。駅で不気味な音が聞こえてきたため立入り禁止の看板がある森の中へと向かい、村人がショベルカーやブルドーザーで作業している姿を目撃。しかしコナンたちは村人たちに睨まれ、駅の方面に戻っていく。すると駅の近くにあった食堂の前で“カブトムシ人間”に遭遇した。

 カブトムシ人間の正体は、カブトムシの仮装をした小学生。小学生は昆虫の仮装をしている理由を紙芝居「村営昆虫人間牧場事件」を使って説明していく。過去に森へ“国立カジノ付きスーパー銭湯”を作りたい政府の役人と“村営昆虫人間牧場”を作りたい村長の間で対立があり、村人も牧場建設を反対したため、村長は自らの地位を追いやられてしまったと明かされた。

 また村には古くから伝わる“蛾蛾姫(ががひめ)”というお姫様のお墓があり、元村長は“蛾蛾姫の宝の地図”を持っていたそう。しかし元村長が死んでしまい、村人は現在必死になって宝を発掘していると説明が。そのため村には大人が居なく、子供たちは昆虫人間牧場の夢を捨てきれずに“昆虫の仮装”をして留守を預かっているのだった。

 本編の内容もタイトルに勝るようなインパクトで、視聴者に大ウケ。「設定がやばい」「この内容を見ていると心がかき乱される……」「見ている途中で意味不明になってきたわ」「前回までとのギャップがすごい」「どんな顔して見ていればいいのか分からない!」「昆虫人間牧場というパワーワード」といった声が多く上がった。

 ちなみに今回のエピソードに灰原は不在だった。もしかしたら“昆虫人間牧場”という名前を聞いて逃げ出したのかもしれない。