『名探偵コナン』新一の両親に安室透もたじたじ!?「工藤夫妻の強キャラ感」が話題にの画像
画像はアニメ『名探偵コナン』公式サイトより

 9月14日放送のテレビアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)第954話「迷宮カクテル(後編)」で、私立探偵・安室透が工藤新一の両親である勇作、有希子夫妻と邂逅するシーンが描かれ、「ラスボス感半端ない……」と視聴者を戦慄させた。

 この日放送されたのは、8月31日から放送してきた「迷宮カクテル編」のラスト。小五郎、コナン、蘭、安室の4人が資産家・諸岡の依頼で“黒ウサギ亭”というバニーガールがいるレストランに来ていたときのこと。そこで何者かがお店で働くバニーガール・有里のお酒にヒ素を入れる事件が発生。コナンと安室は犯人が使ったトリックを暴きながら徐々に犯人を追い込んでいく。

 その後コナンと安室の推理により、今回の事件の犯人が諸岡の執事・深町だと判明。またヒ素入りのお酒を飲んでしまった有里も命に別状はなく順調に回復していると知らされ、事件はひと段落したかのように見えた。

 しかし事件解決後の夜に、なぜか安室は合鍵を使って工藤邸に侵入。するとそこにはFBI捜査官・赤井秀一が拳銃を持って待ち構えていた。安室も拳銃を取り出し「ぬかったな、赤井秀一」と言い放つが、赤井は「その言葉、そっくりそちらに返すとしようか。バーボン」と、どこか余裕のある様子。安室も負けじと「何をバカな。沖矢昴の正体を見破られた時点で貴様の負けだ!」と返すものの、赤井は「君が今日ここへ侵入することをすべて読んでいたとしたらどうだ? 合鍵を作ることも、工藤新一をさぐれという命をうけることも……」と安室の行動を見透かしていたようだった。

 緊迫した空気の中、お互いが決着をつけるために拳銃のトリガーを引こうとしたその瞬間、突然部屋の明かりが点灯。部屋の奥から工藤夫妻が姿を現し、「今日は以前と違ってお連れの方たちはいらっしゃらないようなので、ゆっくり妻の入れた紅茶でも味わっていってくださいね」と安室を笑顔で歓迎する。安室は突然の出来事に、あっけにとられたような表情で「あ、あぁ……」とうなずいていた。

 突然登場した工藤夫婦に、視聴者からは「安室さんですら動揺させる工藤夫妻凄いな」「安室さんすっかり毒気が抜けたような顔になってた」「2人が笑顔なのもまたラスボス感を漂わせる要素の一つになっているな」「なんだこの工藤夫妻の強キャラ感……」「工藤夫妻、あやしすぎる」といった反響が続出した。はたして安室は何のために工藤邸へと侵入したのだろうか。今後も予測不可能な展開を見逃せない。