9月7日に放送されたアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)第953話「迷宮カクテル(中編)」では、毛利蘭の“物語の設定を忘れたようなセリフ”が話題に。視聴者から「正体気づいてる!?」「それは聞いちゃだめだろ」とツッコミの声が続出した。
ある日、脅迫状が届いたという資産家・諸岡から仕事の依頼を受ける小五郎。小五郎は、コナン、蘭、私立探偵・安室透を引き連れて“黒ウサギ亭”というバニーガールがいるレストランで諸岡と執事・深町と会うことになった。諸岡が差し出した脅迫状は、「命が惜しくば、黒ウサギ亭に近づくな」という内容のもの。その後小五郎たちがお酒と会話を楽しんでいると、諸岡たちを接客していたバニーガール・有里が酒を飲んだ後に苦しみながら倒れてしまう。一命をとりとめたものの、有里は意識不明になってしまった。
目暮警部たちが駆けつけて調査したところ、有里のワインからヒ素が検出。安室は有里のグラスに毒を混入できたのは諸岡、深町、バニーガールの紗菜だと確信する。目暮警部は、早速容疑者だと思われる人たちへ事情聴取することに。
しかし諸岡、深町、紗菜に事情聴取をしてもそれぞれにアリバイがあり、もちろん容疑も否認。小五郎も参戦し、全員を疑って聞き込みを開始する。小五郎がカマをかけたりするも、捜査は一向に進まない。するとその現場を見ていた蘭は、しびれを切らしたのか、「ねぇコナンくん、誰が犯人か分かった?」とコナンを頼りにしていた。
事件についてコナンへ聞く蘭に、視聴者からは「事件が起こって小学生に犯人を聞くとか、蘭姉ちゃんの感覚も麻痺しているな」「新一ってバレてる?」「おまえコナンの正体に気づいてんだろ!」「蘭姉ちゃん、普通にコナンくん頼ってるじゃん!」「そこは聞いたらアカンでしょ……」「初期設定まるっと無視してない?」「そこは“こんなときに新一だったら……”って考えてよ!」「最初のほうは事件現場に入るなとか言ってたのにね」とツッコミが多数上がった。
『名探偵コナン』の過去のエピソードでは、蘭がコナンの正体を疑うシーンがたびたびあったが、いよいよ真相が明らかになる日が近づいているのかもしれない。