『ゲゲゲの鬼太郎』古谷徹イケメン妖怪・伊吹丸に「一話で退場はもったいない」とファン急増の画像
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 8月18日に放送されたテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)第69話「地獄の四将 鬼童伊吹丸」に、古谷徹(66)が声優を務める敵キャラ・伊吹丸が登場。「イケメンすぎる!」「カッコよくて推しキャラ決定」と視聴者の注目を集めた。

 現在、アニメでは「地獄の四将編」として“鵺(ぬえ)”“黒坊主”といった強敵が登場。今回登場した四将のひとりである鬼童・伊吹丸は、酒呑童子の息子。美しい容貌ながら、鬼の中でも最強クラスの力を持つという妖怪で、人間の作ったダムを壊そうと企んでいた。

 鬼太郎たちと戦った伊吹丸だが、彼には鬼でありながら人間の娘に恋をしたという過去があった。その娘と人里離れた山奥で小さな村を作って暮らしていたが、ある日、近隣を統べる国主が村を襲い、伊吹丸の愛した娘の首だけを残し、体を持ち去ってしまった。伊吹丸の目的は、そんな娘の体を探して成仏させること。鬼太郎たちは伊吹丸の話を聞き、ダムの底に沈む娘を一緒に探す手助けをしたのだった。

 最強の妖怪でありながら、人を愛してしまった鬼という伊吹丸の設定に、視聴者からは感動の声が続出。「愛した女性のために里まで作るなんて投資家みたい」「いい話すぎて少し涙が出ました」「伊吹丸は是非とも鬼太郎たちの仲間になってほしいです!」「たった一話で退場とかもったいなさすぎる」といった感想が上がった。

 また声優を『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役や『名探偵コナン』の安室透役で知られる古谷徹が務めたため、「ガンダムに乗りそうな妖怪!」「声までカッコいい!」「イケメンかつイケボとか最高なキャラだな」といった声も寄せられた。古谷は放送終了後、ツイッターを更新し、「僕自身、素敵な役だと思い気合い込めて演じたので、伊吹丸の演技が好評でとても嬉しいです」とファンからの感想に答えていた。

 娘に会えて、最後には「このたびのこと、感謝する」と鬼太郎に言い残し去っていった伊吹丸。今後の展開で、味方として再登場することもあるかもしれない。