『名探偵コナン』犯人のセリフが斬新「なんだこの演出」と視聴者騒然の画像
画像はアニメ『名探偵コナン』公式サイトより

 8月3日に『名探偵コナン』(日本テレビ系)第949話「ラジオお悩み相談(挑戦編)」が放送された。今回のエピソードで、犯人のセリフが“テロップ画面”で表示されるという一風変わった演出があり、視聴者を驚かせたようだ。

 はじめにセリフのテロップが表示されたのはエピソード冒頭。黒い画面に赤・白・青の文字が書かれた「警察でも名探偵でも挑んでくるがいい」というテロップが表示される。その後「決してわたしに辿り着けはしない!」「では、事のテンマツご覧に入れよう」という画面が代わる代わる表示されたのち、本編がスタートした。

 今回のエピソードは、小五郎が日売テレビのラジオ番組「昼までワイド」のお悩み相談コーナーにゲスト出演するというもの。緊張する小五郎はお調子者のプロデューサー・万田照臣(まんだてるおみ)に勧められ、お酒を飲んでから本番に臨む。

 最初のお悩みは、TMという女性から。内容はマンションの真上の部屋に住む女性が非常識で困っているというもの。その女性は騒音を出し、タバコの吸い殻や空き缶をTMのベランダに投げ落とすという。酔った小五郎はこの迷惑女に対して暴言を連発し、万田は放送が盛り上がって大喜びしていた。

 数時間後、都内マンションの302号に住む鬼島公美(きじまくみ)は202号室の万田十和子(とわこ)の部屋に怒鳴り込む。公美は自分のことをラジオで笑い者にしたと憤怒し、十和子も言い返して激しい口論に。そして翌朝になると、撲殺された十和子の遺体が発見され、いよいよ事件が幕を開ける……。

 ラジオ放送から発展したシリアスな事件だったが、視聴者は本編よりも“テロップ演出”が気になってしまった様子。「なんだこの演出は……」「いきなりアニメの手法を変えましたね」「いつもと違うから別のアニメ見ているのかと思ったわ」「今回は犯人がメインってことでOK?」「何このテロップ」「犯人の主張が激しすぎて内容が頭に入ってこない!」とツッコミの声が続出した。

 ちなみに挑戦編の最後には「ガキが余計な勘繰りをしても、もう手遅れだ」「すべてが企て通りに運び」というテロップ後に、「私の勝利で終わったのだ!」と変なポーズで叫ぶ犯人も映し出されていた。10日放送の「謎解き編」で、この謎演出の回答も描いてくれるのか、気になるところだ。