7月19日に公開され、すでに観客動員数300万人を突破した話題の映画『天気の子』。7月29日には都内で大ヒット御礼舞台あいさつも行われたが、そこで繰り広げられた新海誠監督(46)と女優の本田翼(27)のやり取りに大きな注目が集まった。
同作は天候の調和が狂っていく時代を舞台にしたラブストーリー。離島から家出して東京にやってきた高校生の帆高は、ある日不思議な力を持った少女・陽菜と出会う。陽菜との出会いが、やがて帆高の運命を大きく変えることに。
同作で本田は帆高のホームステイ先で働く女子大生・夏美の声を担当。俳優の小栗旬(36)とともに、映画を彩るメインキャラクターの1人だ。
舞台あいさつの中で行われたトークショーでは、本田が“友人は映画を観た後に小説も購入した”と、小説版『天気の子』の話に触れる。そこで、小説版も新海監督が手がけたことを知らされると「え~! 新海さんが書いたんですか!?」と質問。これには新海監督も、「知らなかったんですか?」と苦笑いしながらツッコミを入れていた。
その後新海は「(映画を)作りながら書きました」と執筆時のエピソードを語ると、またも本田は「え~!」と驚き顔。新海監督が「差し上げますんで」と提案するも、本田は「駅の近くに本屋さんあるので、自分で買います」と返し、改めて新海監督の多才さに驚いていた。
本田の天然エピソードは舞台あいさつ後すぐにネット上で拡散され、「映画も撮って小説も書いてって、そりゃ驚くわな」「翼ちゃんも出演者なんだし、そこは知っといてやれよ」「自ら小説版の話をして墓穴を掘るばっさーマジかわいい」「新海監督も地味に傷付いてたりして」「“小説も書いたんですか!?”って、素直な反応でかわいいな」といったコメントが続出。さらにその好感度を爆上げしたようだ。
「Eテレの番組『Q~こどものための哲学』では声優としてかわいらしいキャラを演じているんですが、独特の鼻声の持ち主でもあることから、『天気の子』にキャスティングされた際は、新海ファンから不満の声が上がりました。しかし、公開後はこれが一変。見事な演技力で、絶賛の感想が多数上がりました。すっかり新海ファンからの人気を得たようで、これからさらに活躍の場を広げていきそうです」(アニメライター)
映画『天気の子』は現在も絶賛公開中。興味のある人はぜひ劇場まで足を運んでみよう。