7月12日より全国公開されているピクサー・アニメーション・スタジオの大人気映画『トイ・ストーリー4』。初日から話題を席巻している同作だが、日本語吹き替え版に声優として参加したお笑いコンビ・チョコレートプラネットにも思いがけない注目が集まっているようだ。
世界初の長編フルCGアニメーションとして映画の歴史を変えた『トイ・ストーリー』シリーズ。最新作では今までの舞台であった子ども部屋から遠く離れた“外の世界”が舞台となっている。チョコレートプラネットの2人が声優に挑戦するのは、主人公の人形・ウッディたちが新たな冒険の先でたどり着いた“移動遊園地”にある射的の景品のぬいぐるみ・ダッキー&バニーというキャラクター。
バニー役を務めた長田庄平(39)は、ディズニー公式サイトで「“トイ・ストーリー”シリーズがとにかく大好きで、3が完成度が高く、正直今回の展開はどうなるんだと思っていたのですが、良い意味で裏切られ、3を超える感動で見入ってしまいました! 僕らが演じたダッキー&バニーが仕掛けるいろんな作戦も楽しんでいただきたいです!」と映画に対する思いを語っていた。
実際に映画を観た人たちや予告の動画を見た人は、2人の演技を大絶賛。「言われるまでチョコプラだって全然気づかない!」「上手すぎてプロの声優がやってるのかと思ってた」「チョコプラは才能ありすぎていつも驚かされる」「声優が上手い芸人と言えば宮迫だったけど、もしかしたらポスト宮迫はチョコプラかも!?」「宮迫を引き継いで吹き替えで頑張れそう」といった驚きの声が続出している。
「2人の演技には絶賛の声が多く上がっていましたが、実は7月25日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)に出演した際、トイ・ストーリーファンにどう評価されるか不安だったと明かしています。2人ともツイッターでエゴサーチするほど心配だったそうなんですが、まったく叩かれておらず、むしろ絶賛ばかりなことに驚いているようです」(芸能ライター)
芸人の声優挑戦は珍しくないが高評価が挙がるのは非常にまれだ。
「タレントの声優としてはこれまで同じ吉本興業の雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が『Mr.インクレディブル』でのボス敵・シンドローム役や『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役などを務めて高評価を集めてきましたが、今後はチョコプラも吹き替えで活躍していくのではないでしょうか。『トイ・ストーリー4』は新世代のタレント声優誕生の作品になったようですね」(前出の芸能ライター)
芸達者なチョコプラが、さらに活躍の幅を広げていきそうだ。