フジテレビ系「ノイタミナ」枠の新アニメ『ギヴン』の第1話が7月11日深夜に放送された。
同作はキヅナツキ氏による『シェリプラス』(新書館)で連載中の同名コミックが原作で、ロックバンドのメンバーたちを中心とする青春群像劇。ノイタミナ枠のアニメとしては初となるBLコミックが原作の作品で、放送前から注目が集まっていた。
第1話「Boys in the Band」は、ギタリストの高校生・上ノ山立夏(CV:内田雄馬・26)が、階段の踊り場で眠る主人公・佐藤真冬(CV:矢野奨吾・30)と出会ったところから物語が始まる。立夏は、真冬のギターの弦を張り替えたことがきっかけで、真冬からギターを教えてもらうように頼まれる。初めは渋っていた立夏だが、真冬の一途な想いに、忘れていた音楽への情熱を思い出すのだった。
放送後には、繊細なタッチで描かれる作画の美しさや、高校生らしい爽やかなストーリー展開が話題に。「画面がすごくキレイで見入ってしまった」「BLのイメージが覆るくらい、青春モノとして面白い」といった意見が目立った。中でも、立夏が中山春樹(CV:中澤まさとも・36)や梶秋彦(CV:江口拓也・32)と一緒にバンド演奏したシーンが話題に。原作ファンのみならず、音楽ファンからも「楽器が丁寧に描かれていた」「BL作品だと思ってなめてた。ちゃんと音楽やってて素晴らしい」「OPも劇中の演奏もかっこよすぎ!」といった声が上がった。
同作は、2016年に声優・斉藤壮馬(28)を主人公にドラマCDをリリースしているが、今回主人公を務める矢野奨吾の演技も、「イメージ通り! 高めの声がふわふわした真冬っぽい!」「早く矢野くんの声で真冬の歌が聴きたい」と好評だった。
今後、4人の恋愛関係だけでなくライブシーンも注目が集まりそうだ。