7月5日、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(TOKYO MXほか)の第37話「王の中の王(キング・オブ・キングス)」が放送された。最終回直前の白熱の展開に、「次回の放送が待ちきれない!」と反響が上がっている。
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズは、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、現在は『ウルトラジャンプ』(同)で連載されている荒木飛呂彦氏原作のマンガ。現在アニメではジョルノ・ジョバァーナを主人公とする第5部を放送している。
最終回を目前にしたアニメ本編は、スタンド能力を覚醒させる「矢」をめぐって、ジョルノとギャング組織「パッショーネ」のボス・ディアボロが対峙。一度は窮地を迎えたジョルノたちだったが、第37話ではブローノ・ブチャラティの機転によって「矢」を奪還することに成功。そこでジョルノの身に予想もつかない異変が起こっていくという展開が描かれた。
ディアボロとの激闘が最高潮に達するなか、次回放送は3週間後となる7月28日の予定に。第38話「ゴールド・E・レクイエム」と最終話「眠れる奴隷」が2話連続で放送され、ジョルノたちの冒険がついに幕を下ろすこととなる。このイレギュラーな放送スケジュールに、ファンからは「最終話3週間後とか生殺しすぎる」「永遠に終わってほしくない気持ちもあるけど、エピローグを見るのはめちゃくちゃ楽しみ」といった声が上がっている。
「最終話のアフレコはすでに終了しており、公式サイトではアフレコ終了写真とキャストコメントが公開されています。そこでブチャラティ役の声優・中村悠一(39)は今回のシリーズで印象的だったエピソードとして、“アリアリアリアリアリアリ”と独特の掛け声を連呼しながら攻撃する“ラッシュ掛け声”を挙げていたんですが、実は原作と“アリアリ”の数を合わせるという、こだわりのアフレコだったようで、その原作への忠実ぶりが話題になってます。これだけにとどまらず、全編通して“ジョジョ愛”が強く、それが原作ファンからも人気を集める理由になってますね」(アニメ誌ライター)
また、最終回を心待ちにしているファンへ向けた、アニメスタッフからのうれしいサプライズも話題だ。アニメ公式ツイッターでは7月6日から描き下ろしのカウントダウンイラストを投稿する企画が開始。最初の投稿では、アニメ序盤に登場した空条承太郎と広瀬康一の姿が描かれ、3万件以上の「いいね」を獲得。7月7日にはズッケェロとサーレー、7月9日にはホルマジオとイルーゾォ、7月11日にはプロシュートとペッシと、これまで登場した敵キャラたちが描かれ、あわせてこれまでのアニメでの見どころが語られている。
カウントダウン企画を見たファンからは「スタッフの“ジョジョ愛”が伝わる」「うおおお! プロシュートとペッシありがとおおお!」と好評の声が続出。次は誰が描かれるかを予想しながら楽しむファンも多いようだ。最終回まで2週間あまり。これまでのジョジョを見直して期待を高めておくのもいいかもしれない。
【最終話放送まで、あと17日!!】
— TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式 (@anime_jojo) 2019年7月11日
本日のイラストはプロシュートとペッシ!!14話~16話は心に残る名台詞のオンパレード。プロシュートの兄貴分としての姿、そしてペッシの成長。車中でのスタンドバトルと合わせ見どころ満載のエピソードです!!#jojo_anime pic.twitter.com/IVB6iaUA3v