福本伸行新連載『闇麻のマミヤ』主人公に「アカギの娘!?」と議論白熱の画像
『近代麻雀』8月号

 7月1日に発売された『近代麻雀』8月号(竹書房)で、『賭博黙示録カイジ』や『アカギ~闇に降り立った天才~』などで知られる福本伸行氏の新連載がスタートした。今作の主人公は福本作品としては珍しい女性。ネット上では「もしかしてアカギの娘では?」と話題を呼んでいる。

 最新作『闇麻のマミヤ』は女雀士・マミヤが大金を賭けた麻雀によってトラブルを解決していくマンガ。『近代麻雀』6月号に掲載された第零話では、作品の舞台が『アカギ』の主人公である天才雀士・赤木しげるが亡くなってから20年後の世界であることも明かされていた。

 第1話で描かれたのは、奴隷契約に苦しむ地下アイドルを助けるためにプロダクション社長と対決するというエピソード。しかし肝心のマミヤはマイペースな性格なのか、寝坊して対局の場に大きく遅刻してしまう。

「序盤から対局に遅刻するという流れは、アカギが盲目の代打ち・市川との対局に遅刻した展開を思わせます。またアカギと行動をともにしていた野崎治が、パートナーを務めていることも読者には注目されており、マミヤが“アカギの娘なのでは”という説が有力視されているんです」(アニメ誌ライター)

 まだまだ謎めいた部分が多いマミヤの正体だが、ネットでは「誰の娘なのか」についての議論が白熱。「アカギの娘だったら胸が熱くなる。ギャンブルの才能もすごいだろうな」「老人になった治が出てくるわけだし、順当に考えればアカギの子どもじゃないか」といった声が。

 その一方で世界観が共通している『天 天和通りの快男児』の登場人物を挙げる人も多く、「年齢とか考えるとアカギじゃなくて天の娘かもしれない」「アカギはミスリードで、ひろゆきって線もありえるんじゃないの? 顔も似てるし」と、推理が盛り上がっている。

 27年にわたって連載され、アニメ化や実写化にも恵まれた『アカギ』の後継作品。一体どれだけ壮絶な物語が展開していくのか、今後大きな注目を集めていきそうだ。