マツコ・デラックス
マツコ・デラックス

 6月27日深夜放送の『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックス(46)が『機動戦士ガンダム』の総監督・富野由悠季氏(77)と初対面。息の合ったトークに、「永久保存版!」と大反響が巻き起こっている。

 今回の放送では前回に引き続き、杉並区・下井草にあるアニメ制作会社「サンライズ」を訪問し、マツコが富野監督の仕事場を見学した。今年で誕生から40周年を迎える『ガンダム』。幼少期にファンだったというマツコは「夕方、みんなで友だちの家に集まってみんなで見てた」とガンダムブームの様子を話したが、富野監督は多忙で世間の反応を知る余裕もなかったという。

 富野監督が「だから、いわゆるガンダムのブームっていうのは他人事なんですよ」と当時の様子を話すと、マツコは「(世間の反応を)知らないからやってられるっていうのもあると思うんですよね」と返答。世間の反応を耳にせず、一心不乱に制作に没頭したことも成功の理由だと自身の見解を話すと、富野監督は今でもインターネットには触れず、自作の評判を見ないようにしていると告白。マツコは「(ネットは)見なくていい!」「(世間の評価を参考にすると)普通のものになっちゃうのよ。みんなから望まれたものを作ると。知らないから(富野監督は)すごいのよ」と納得。富野監督も同意していた。

 話題は富野監督の死生観から、現在制作中の『劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ』にまで及び、正式には発表されていない“5部作”の構想も発表。マツコはスタジオの若手スタッフらに、富野監督ともっと距離を縮めるべきと助言をすると、その様子を見ていた富野監督がマツコを絶賛。「マツコさんてすごい人。初対面の人間関係で新たな人の関係を作っていく手立てを持っていらっしゃる」「デラックスなんだよ!」と褒め、「ここまで撮ってくれたんだから、おまえら、うかつなカットの仕方したら殺すぞ!」と撮影スタッフに笑顔を見せた。

 終始笑顔を見せ、未発表の情報までポロリと明かす富野監督の姿にファンも大絶賛。ネットでは「富野監督のイメージが変わった! こんなに楽しそうな監督初めて見たよ」「笑顔の富野監督が見られてよかったし、とても濃い会話だった。マツコさんの対話力にも感服する」「ありのままの富野監督が見られるなんて貴重すぎる」といった声が続出。「これは永久保存版の映像では」「監督の“殺すぞ!”最高だ 大笑いした」「上井草編、ホント神回だわ」といった感想が並んだ。