6月15日に放送されたアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)第943話「東京婆ールズコレクション」では、美女のスッピンを見た探偵・毛利小五郎の反応が話題に。また「東京ガールズコレクション」をもじった出オチのようなタイトルにも、視聴者から「全力でふざけてる!」「これは最高のギャグ回!」とツッコミが続出した。
ある日、探偵・毛利小五郎のもとに毒島豊子という女性ファンから写真つきの招待状が届く。招待状には「月島もんじゃ豊子の店、私の愛する名探偵の毛利小五郎先生をご招待します。豊子」と書かれており、小五郎は写真を見て美しい豊子を気に入り、鼻毛の手入れをして出かけることに。コナンから「初めて会う人へのスケベ根性?」とあきれられるも、小五郎はごまかすことなく「正直言ってそれは少しある!」と認めつつ、コナンを連れてお店へと向かって行った。
2人がお店の前に着くと、なぜか入り口には謎の歌を口ずさみながらリズム良く踊る金髪老女の姿が。「なんかあそこが豊子さんの店みたいだけど……」と不思議がっていると、老女も2人に気づいて「少々お待ちを」と言いながらそそくさと店内に入っていった。
店の座敷には写真で見た、黒髪の美しい豊子の姿があった。豊子は、「あらぁーん! 豊子です!ウフッ!」と立ち上がってあいさつするが、その瞬間、豊子の顔面にピキピキとひびが入り“バリン!”という音とともに老女の顔が浮き出て来る。厚化粧のとれた老女の姿を見た小五郎は、「ギャーーー!」と叫びながら電柱にぶつかり気絶してしまっうのだった。
小五郎の反応に視聴者からは、「死体を見たときと同じ顔」「事件が起きたときよりも叫んでるだろ!」「セルフ眠りの小五郎かよ」といった声が。また豊子の顔やタイトルもネタとして大成功だったようで、「豊子さん動きも顔も化粧もホラーの領域……」「婆ールズコレクションっていうタイトルも出てきた豊子さんも全部がひどすぎて草」といった感想がネットでは目立った。
「今回、豊子さんの声を演じたのは『ワンピース』のルフィ役や『忍たま乱太郎』の霧丸役で知られる田中真弓でした。さらにエンディングでは、今回脚本を務めたのが『忍たま』のシリーズ構成で知られる浦沢義雄だと発覚。コナンの声優の高山みなみは『忍たま』で乱太郎役を務めてますし、今回の『コナン』は実質『忍たま』回。ツイッターで“田中真弓”がトレンド入りしただけでなく、“忍たまコナン”
といったワードも目立ってましたね」(アニメ誌ライター)
アニメ開始からたった数分で怒涛の展開を見せた今回の『コナン』。次回も推理より笑いのほうが目立ってしまうかも?