『名探偵コナン』SNS騒動を"幻覚"で解決「無理やりすぎ!?」とツッコミ殺到の画像
『名探偵コナン』SNS騒動を"幻覚"で解決「無理やりすぎ!?」とツッコミ殺到の画像

 6月8日に放送された『名探偵コナン』(日本テレビ系)第942話「マリアちゃんをさがせ!(後編)」では、少し強引すぎる“オチ”が話題に。「突然すぎて草生えまくったわ!」とツッコミの声が続出している。

 前回放送の第941話で、SNSに『工藤新一が生きていて紅の修羅天狗殺人事件を解決した』と上げられたことで、阿笠博士の家で身をひそめることになったコナン。そんな騒動が起こる中、クラスメイトの東尾マリアが学校に来ていないと知った灰原は、元太、歩美、光彦を連れてマリアの祖母の家へと向かって行った。

 祖母の家は複雑な仕かけがたくさんある摩訶不思議な作り。灰原たちは電話でコナンからの助言を仰ぎながら、次々に仕かけを解いていく。一方で蘭たちが通う帝丹高校にも、新一の真相を聞き出すべくマスコミが多数集結。コナンはどうにかしてSNS騒動を鎮めようとするも、回避する方法が思い浮かばずに混乱してしまう。

 しかし事態はコナンが居ない、別の場所で終止符を打つことに。今回の騒動が“世界一の工藤ファミリーフリークを自称するブロガーのつぶやき”が原因だと気づいた新一の両親・工藤優作と工藤有希子は、ブロガーに直接会ってSNSに「清水寺で工藤新一くんを目撃したと発言したものですが、今思えばあれは私の願望が作り出した幻覚だったような気がします」と発信するように仕向けていたのだった。

 さらに新一の写真に一緒に写ってしまった服部平次も、マスコミに対して「俺の横におった奴は工藤とちゃうねん! 沖田総司っちゅう工藤そっくりな剣道小僧やからな!」と弁論。コナンは周囲の仲間たちのおかげで、九死に一生を得ることができたのだった。

 一件落着に見えたような今回の騒動だったが、“幻覚”というオチに思わず笑ってしまった視聴者は少なくなかったようで、ネットでは「幻覚の一言で片づけられないくらい広まってただろうが!」「尊すぎて新一の幻覚みるとか怖すぎ」「幻覚で幕を閉じる探偵アニメってなんだよ! 京極夏彦かよ」「工藤ファミリーフリークって名前もパワーワードだし、幻覚で強制終了させるのもめっちゃウケる」といったコメントが見られた。

 1000話の大台が見えてきた『名探偵コナン』。トリックやアリバイだけでなく、オチを強引につけるのもコナンの醍醐味なのかもしれない。