『ここはグリーン・ウッド』舞台化に、実写化希望の声続々「ぼく地球もぜひ!」の画像
画像はSCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』公式サイトより

 1986年から『花とゆめ』(白泉社)で連載されていた那州雪絵氏による少女マンガ『ここはグリーン・ウッド』が、今年7月19日から東京・天王洲銀河劇場で舞台化されることが発表された。ネット上で花ゆめファンから歓喜の声が上がっているようだ。

 同作は1986年から1991年にかけて連載された那州雪絵氏の代表作。名門男子高に入学した主人公が、「グリーン・ウッド」と呼ばれる学園寮で個性的な生徒たちと青春の日々を過ごすという物語だ。1991年にはOVA化、2008年にはテレビドラマ化されるなどたびたびメディアミックスの機会にも恵まれた作品で、今でも根強い人気を誇っている。

 今回の舞台化では、ミュージカル『テニスの王子様』や『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』で知られる小西成弥(24)が主人公の蓮川一也役に抜擢。その他のキャストやスタッフも、マンガなどを原作とした“2.5次元”舞台の常連が勢ぞろいした。

 往年の名作が舞台化されるという発表に、ファンからは「今の時代にこそ流行りそうな話だから、舞台化されるのは本当にうれしい」「私の青春が詰まった作品! 懐かしすぎる」「学生の頃すごくハマってた。男子寮の話って時点で惹かれるひと多いんじゃないかな」といった声が続出。

 この流れで『花とゆめ』の別作品を舞台化してほしいというファンも多いようで、「次は『花ざかりの君たちへ』も舞台化すべきなんじゃないか!?」「個人的には『ぼくの地球を守って』を壮大な本格ミュージカルで観てみたい」「今こそ闇の末裔を舞台化すべき」といった意見も上がっている。

「もともと『花とゆめ』作品は個性的な男性キャラクターが登場することが多いため、2.5次元ミュージカルとの相性は抜群だと言えます。今後も人気作品の舞台化にはかなり期待できるんじゃないでしょうか。舞台以外でも今年4月に高屋奈月の『フルーツバスケット』が再アニメ化されたほか、6月には魔夜峰央の『パタリロ!』実写版映画の公開が予定されていて、『花とゆめ』の作品のさまざまなメディアミックスが実現してます。懐かしの作品も意外なかたちでスポットが当たるということもありうるでしょうね」(アニメ誌ライター)

 “花ゆめ”ファンのうれしい悲鳴はまだまだ鳴りやまなそうだ。