山田裕貴
山田裕貴

 5月30日、刑事ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)の第8話が放送。特撮ヒーロー作品に関係する俳優が多数出演し、特撮ファンが盛り上がったようだ。

 同ドラマは、井ノ原快彦(42)演じる浅輪直樹をはじめとする「特別捜査班」のメンバーが、難事件を解決すべく奮闘する物語。今回は、会社社長の水上洋次郎(団時朗/69)の妻が、自宅のプールで遺体で発見されるという事件が発生した。

 浅輪らがこの殺人事件の捜査を進める中、水上邸に出入りしていたハウスクリーニング業者の和田幸太(出合正幸/37)が自首。和田は、水上邸の室内を清掃していたところ、水上の妻に首を絞められ、とっさに手にしていた清掃器具で殴ってしまったと供述した。

 和田役の出合といえば、『轟轟戦隊ボウケンジャー』(テレビ朝日系)で“ボウケンシルバー”こと、高丘映士を演じた“元特撮ヒーロー”。また、和田の取り調べに同席した新藤亮刑事役の山田裕貴(27)も、『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日系)で、“ゴーカイブルー”ことジョー・ギブケンを演じていた。

 さらに、妻を殺害された洋次郎役の団は、『帰ってきたウルトラマン』(TBS系)で“ウルトラマンジャック”こと、主人公の郷秀樹を演じた、特撮界のレジェンドだ。

 そんな新旧の特撮ヒーロー俳優たちが一堂に会するエピソードに、特撮ファンは大喜び。ネットには、「ウルトラマンに、ボウケンジャーに、ゴーカイジャーがそろい踏み」「ジョーが高丘を取り調べしてる」「ウルトラマンジャックと、ボウケンシルバーがゲストだわ、レギュラーにはゴーカイブルーがいるわで、特撮好きにはたまらん回だった」「特捜9じゃなくて、特撮9じゃねーか」といったコメントが続出していた。

「今回の『特捜9』は、まさに特撮ファンにとっては夢の共演となりました。主演の井ノ原快彦が所属するV6のメンバーの長野博(45)も、かつて『ウルトラマンティガ』(TBS系)で主人公のマドカ・ダイゴ役を熱演。“長野も出ていたら面白かった”という意見も、ネットには多数上がっていたようですね」(芸能誌ライター)――思わず童心にかえる?