累計350万部を誇り、『月刊アクション』(双葉社刊)でスタートした続編も好評な大人気少女マンガ『ファイブ』がドラマ化されることになり、23日にその記者会見が行われた。
『ファイブ』は、とある高校で成績優秀者だけが集められた特Aクラスが舞台。超人気者の生徒5人が集まった「メンズ5」と、そのクラスにやってきた初の女子生徒が織りなす、恋とバトルが盛りだくさんに散りばめられたストーリーだ。会見には、この「メンズ5」を演じる佐藤流司(22)、黒羽麻璃央(23)、松岡広大(19)、西井幸人(21)、根岸拓哉(21)が、ドラマの中で実際に着用している衣装で登壇した。途中、ヒロインを演じる浅川梨奈(17)からのビデオメッセージも紹介され、17歳の彼女を年上の5人がかわいがっている様子がうかがえる、ほほ笑ましいやりとりもあった。
本作がドラマ初主演という佐藤は「メンズ5」のリーダー的存在で、頭も顔もいい清水トシ役を演じ、「このマンガを読んで初めて“悶える”という感覚を覚えました……」とはにかみながら答えた。またクラスでも最高の頭脳を誇る泰楽ジュン役の黒羽は「5人が本当に仲がよくて、最初から“初日感”のない現場です」とコメント。運動神経バツグンの岩淵拓依を演じる松岡は「(佐藤演じる)トシと(浅川演じる)ひなと僕の三角関係、恋の行方に注目してください」と見どころをアピール。女の子のように見えるが、男の子でありムードメーカーな有沢ナオ役を演じる西井は「ナオは怒ると“黒ナオ”という違う一面が顔を出します。これから撮影していくシーンなので楽しみです」とこれからの現場に期待している様子。日本刀を使う剣の達人、矢内小次郎役の根岸は「僕の役はいわゆる“サムライ”なんですが、実は天然なところもあり、そこが魅力です」と役への愛着を語った。
会見には芸人で占いも得意なLove Me Doも登場。ドラマのヒットを占うなど、5人の今後の芸能生活についてアドバイスをし、場を盛り上げた。
ドラマ『ファイブ』は初夏にフジテレビオンデマンドにて配信することが決定しており、その後は地上波での放送も予定されているとのこと。魅力的なキャストを迎え、ファンならずともオンエアーが待ち遠しくなる作品になりそうだ。
【ふるかわしおり『ファイブ』1話立ち読みはコチラから】
http://www.futabasha.co.jp/introduction/five_comic/