2026年の夏アニメが終盤を迎え、秋の新作アニメの放送開始が近づいてきた。有名作の続編やリバイバル作など、期待の新作アニメが並ぶが、中にはかわいらしいキャラクターや親しみやすそうな設定とは裏腹に、少々刺激の強い内容で存在感を放ちそうな異色作もある。
容赦のない下ネタや、極限状態に追い詰められる若者たち、気楽な冒険ものとは思えない物騒な展開などなど……。原作の持ち味が映像となったとき、いったいどんな作品になるのだろうか。
今回は、2026年秋に放送される新作の中から、独特の作風で知られる異色のアニメ作品について、物語の魅力やSNSの反応とともに紹介していこう。
※本記事には各作品の内容を含みます。
■容赦ない下ネタのオンパレード!『生徒会にも穴はある!』
ひとつ目は、むちまろさんが『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の『生徒会にも穴はある!』のアニメ化だ。同作は生徒会の面々が繰り広げる日常を描いた学園コメディで、「次にくるマンガ大賞2023」のコミックス部門で第1位を獲得。累計発行部数は270万部を突破している。
主人公は、私立藤成学園高等部1年の水之江梅(みずのえ・うめ)。国語は得意だが理数系が壊滅的な彼は留年を避けるため、内申点を上げようと生徒会に入る。ところがそこで待っていたのは、優等生が集まるお堅い組織というイメージから程遠い、ひと癖もふた癖もあるメンバーたちだった。
なかでも生徒会長の古都吹寿子(ことぶき・ひさこ)は、周囲をまとめる立場でありながら、性的なことに興味津々の「むっつり」な人物。頼れる先輩らしい姿と、妄想に振り回される姿の落差が笑いを誘う。ほかにも生意気な男の子・尾鳥たんや、小柄な庶務担当の陸奥こまろといったメンバーたちによる、にぎやかな日常が描かれる。
下ネタやきわどい描写が頻発し、清廉な学園生活や甘酸っぱい恋模様を想像して見始めると面食らうかもしれない。アニメ化発表時には、SNSでも「衝撃に備えろ」「マジでアニメ化するの!?」といった声があがったほどだ。
また、YouTubeで公開されたPVの冒頭20秒が青春アニメのような演出だったのを見て、ファンからは「だまされるな!」「きれいに見せようとしてて草」「PV詐欺やめてね?」などのツッコミが相次いだ。
連続するきわどいシーンと、ふと見せるキャラクターたちの繊細な表情をどのように両立させるのかも注目したい。


