「異世界転生もここまで来たか」尖りまくった設定が面白い…斬新な作風で話題になった異世界アニメ3選の画像
TVアニメ『女神「異世界転生何になりたいですか」俺「勇者の肋骨で」』公式Xより ©安泰/宝島社/めがおれ製作委員会

 2026年夏アニメにて放送中の『無職転生III 〜異世界行ったら本気だす〜』や『幼女戦記II』など、“異世界転生”というジャンルはアニメ界においても高い人気を得ている。

 主人公が現世で死亡し、異世界に転生してまったく別の人生を歩むのが一般的だが、中には人間やモンスターのような生物ではなく、突拍子もないものに転生する異色作も次々と生み出されている。

 尖りまくった設定で異世界転生のお約束を心地よく破壊してくれる作品の数々は、そういう作品になじみがない人ほど新鮮な気持ちで楽しめるはず。本稿では、あまりにもエッジの効いた設定で話題を集めた異色の異世界転生アニメを3作品紹介していこう。

 

※本記事には各作品の内容を含みます。

■自販機愛があふれる異世界ファンタジー『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』

 まず紹介するのは、『小説家になろう』にて連載されていた昼熊氏のライトノベルを原作とするアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』だ。

 主人公は、軽トラックの荷台から落下した自動販売機を救おうとして下敷きになって死亡するほど、自販機愛をこじらせた青年。そんな彼がタイトル通り「自動販売機」という無機質な物体に転生し、異世界の迷宮で「ハッコン」として生きていく異色の転生ストーリーである。

 自動販売機のため、もちろん自力で移動できず、話せる言葉は「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」といった録音音声のみ。そんな極端な制約がある中で、ハッコンは実在する飲料自販機やカップ麺自販機、防犯機能付き自販機など、さまざまな機種へフォルムチェンジし、異世界の住人に未知の食べ物や便利な道具を提供することで信頼関係を築いていく。

 ときには18メートルの超巨大氷自動販売機になって敵を押し潰すなど、自動販売機の特徴を活かして危機的状況を切り抜けることも。そんな異色の作品に、SNSでも「異世界転生もここまで来たか…」「自販機でここまで物語つくれるのすごい」といった驚きの声が多く見られた。

 そんな突拍子もない設定がある一方、ストーリー上では仲間の裏切り、冥府の王との最終決戦など、手に汗握る展開も楽しめる本作。異世界作品に食傷気味な人も突き抜けた設定に引き込まれ、思わずハマってしまうほど夢中になれる一作だ。

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