ドラマ『田鎖ブラザーズ』怪しい人物だらけ…「田鎖家事件」黒幕候補それぞれの“闇”の画像
ドラマ『田鎖ブラザーズ』ポスタービジュアル(C)TBS

 岡田将生さんと染谷将太さん演じる田鎖兄弟が、両親の死の真相を追うドラマ『田鎖ブラザーズ』(TBS系)。これまで兄弟は、警察官としてさまざまな事件を捜査するかたわら、物語の核となる「田鎖家一家殺傷事件」にまつわる情報も少しずつ集めてきた。

 しかしいまだ真相は遠く、犯人の目星はまるでついていない。視聴者目線でも「怪しい人物」があまりに多すぎて、誰が事件と絡んでいてもおかしくないという油断ならない状況だ。

※本記事にはドラマ『田鎖ブラザーズ』第5話までの内容を含みます。

■兄弟の周りは怪しい人物だらけ…

 まず「怪しい人物」として挙げたいのは、辛島金属工場の元工場長・辛島貞夫と、その妻である山岳写真家・ふみである。

 第5話では、辛島金属工場で作られた拳銃が暴力団に流され、両親もその件絡みで殺害されたのではないかという可能性が浮上した。しかも第2話の回想シーンでは、貞夫が事件当日、神妙な面持ちで「よろしくお願いします」と話す朔太郎(田鎖兄弟の父)に、「わかってる」と返す姿が描かれている。

 田鎖家の事件当夜、工場では爆発火災が発生しているが、これもほぼ同時間帯に起きており、やはり工場と事件の関連を疑う要素のひとつとなる。

 さらに、2026年現在のふみの振る舞いも気がかりだ。貞夫に対する「あなたは何にも心配しなくていい」発言といい、稔に工場の資料を見せてほしいと頼まれた時の不穏な表情といい……何かを隠しているのは明らかだろう。

 いずれにせよ、工場での拳銃製造が疑われる以上、辛島夫妻が何らかのかたちで田鎖家一家殺傷事件に関わってるのはほぼ間違いないと言える。

 続いては、兄弟を見守る兄のような存在である「もっちゃん」こと茂木幸輝(山中崇さん)だ。主人公に近しい人物をまず疑ってみるのはミステリーあるあるだが、それが心苦くなるほど「良い人オーラ」を漂わせている。とはいえ、彼は何かと意味深な振る舞いや描写が多い人物でもある。

 まず、第3話で田鎖家事件の鍵を握るジャーナリスト・津田雄二(飯尾和樹さん)が発見されたと聞いた際、ひどく動揺した様子だった点。それだけでなく、真や稔に何も言わず津田が入院する病院を訪れるという行動にまで出ている。「心配で」とは言っていたが、何か他に理由があるようにも見えてしまう。

 田鎖兄弟の母・由香のパート先の店主であり、辛島家に料理を作りに行くなど夫妻と親交が深く、前述の工場火災にも巻き込まれている……と、事件とのつながりが多いのも気になるところだ。また、随所で「お金の計算が苦手」と強調されているのも、今後何かの伏線になるのかと勘ぐってしまう。

 気になる人物といえば、兄弟の幼なじみである足利晴子(井川遥さん)、田鎖真(岡田将生さん)の上司である刑事・小池俊太(岸谷五朗さん)も挙げられる。

 晴子に関しては、第5話の「知らないほうがいいこともあるよ」「正論が少しまぶしすぎた」という意味深な発言など、実は何か知っているのではないかと思わされる言動が多い。そもそも、晴子は事件当夜、犯人らしき人物に切りつけられて怪我を負っているが、その時刻は23時ごろ。当時中学生か高校生だったと思われる彼女が、そんな時間に1人で外を出歩いていたのは、いささか不自然だ。彼女についても、今後「裏の顔」が明かされていくのかもしれない。

 一方の小池は、かつて田鎖家の事件の捜査を担当しており、幼い頃の兄弟とも面識があった。今のところ特別怪しい動きはないものの、立場上何かを知っていて隠している可能性は否定しきれない。事件を追う兄弟を咎めるのも、彼らを心配するゆえなのか、それとも何か別の理由があるのか……。

 拳銃製造や暴力団といった問題が露見した中、あるいは警察内部の“闇”が事件に関与している可能性も捨てきれない。幼い日の真に「犯人はおまわりさんたちが必ず捕まえるから」と約束した彼が、悪事に加担していないことを願うばかりだが……。

 

 家族同然の存在に幼なじみ、かつての自分たちをかわいがってくれた父親の雇い主、現在の上司。今のところ「怪しい人物」は、いずれも田鎖兄弟と関わりが深い人間ばかりだ。事件そのものに関わっているのか、あるいは何かの事情があって隠し事をしているにすぎないのか、いずれにせよ不穏な気配はあちこちに漂っている。真相にたどり着いた兄弟に、これ以上の絶望が待ち受けていないことを祈る。

 

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