【実写化作品「可愛すぎる先生」1】吉岡里帆が魅せた「理想の美人教師」!清楚系ながらガチギレ姿もカッコイイ『Gメン』雨宮瞳の画像
吉岡里帆  写真/ふたまん+編集部

 あなたの記憶にも、ふとした瞬間に思い出す「先生」がいるのではないだろうか。ただ、映像作品に登場する先生たちは、現実以上に鮮烈で、どこかドラマチックな存在である。

 今回は、人気漫画や小説を原作とした映像作品の中から、国民的人気女優たちが演じた「可愛すぎる先生」に注目する。教壇では穏やかに微笑みながらも、感情が揺さぶられれば激昂し、ときに禁断の恋に身を焦がし、人生に迷いながらも再び前を向く。そんな人間味あふれる姿とその美しさが、観る者の心を強く惹きつけてきた。

 今や俳優として不動の地位を築いた彼女たちが、劇中で見せた圧倒的な存在感と、時代を越えて記憶に残る“魅惑の教師像”を改めて振り返っていく。

(第1回/全5回)

※本記事には作品の内容を含みます

 

■清楚と激昂の衝撃的な二面性…吉岡里帆さん『Gメン』雨宮瞳

 現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』にて、主人公・豊臣秀長の正室・慶役を演じる吉岡里帆さん。自身の出自にまつわる“闇”を抱えた難役に挑み、存在感を放っている。

 その繊細さと重厚さを併せ持つ演技に驚かされる一方で、教師役としてまったく異なるベクトルの“振り切れた魅力”を見せたのが、2023年公開の映画『Gメン』である。

 小沢としおさんの同名漫画を原作とする本作で、吉岡さんが演じたのは雨宮瞳。問題児ばかりが集まる私立武華男子高校1年G組の新任担任教師だ。主演の岸優太さんをはじめ、矢本悠馬さん、森本慎太郎さん、りんたろー。さんなど、本業も年齢も異なる個性豊かな面々の中で、彼女の存在はひときわ異彩を放っていた。

 担任として初めてG組の教壇に立った瞳は、淡いラベンダーカラーのノーカラージャケットとタイトスカートのセットアップに身を包む。白いブラウス、ゆるやかに巻いた髪を上品なハーフアップにまとめた姿は、まさに清楚と品位を体現した“理想の美人教師”そのものである。

 はじめこそ穏やかな笑顔を浮かべていた瞳。しかし、生徒の放った「何すんだよババア」という一言をきっかけに、その表情は一変。「誰がババアだよ! コノヤロー!!」「どこの国民的美少女捕まえてババアだっつってんだよ!」と凄まじい剣幕で怒号を炸裂させるのだ。

 吉岡里帆さん自身もインタビューで、「ただキレるだけだとギスギスした印象になるので、すがすがしくキレると言いますか(笑)。カラッと明るく爽快感があって、観ている人が気持ちよくなるようなキレっぷりを意識しました」と語っており、その言葉通り、一切の迷いを捨てて吹っ切れた怒りの演技は、観る者を爆笑させる名シーンへと仕上がった。

 さらに別の泥酔シーンでは、アドリブで強烈なビンタを放ち、受けた岸さんが思わず素の表情をのぞかせてしまう一幕も。その際、岸さんが思わず口にした「ありがとうございます」という一言まで劇中で使用されるなど、ライブ感あふれる掛け合いも大きな見どころとなっている。

 『日清のどん兵衛』のCM、“どんぎつね”に代表される清楚で柔らかな癒やし系のイメージを大胆に更新。リミッターを外して振り切れた吉岡さんの演技は強烈な印象を残した。その存在感は、『Gメン』を語るうえで欠かせないヒロイン像として記憶に刻まれている。まさに彼女のキャリアにおける新たな一面を示した「可愛すぎる先生」であった。

 

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