現在放送中のアニメ『野原ひろし 昼メシの流儀』。国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』のスピンオフとして描かれる本作は、サラリーマン・野原ひろしが「昼食」という束の間の時間に全力を注ぐ異色のグルメ作品だ。
11月28日に放送された第9話は、「ラッポッキの流儀」「釜めしの流儀」の2本。
Aパートの「ラッポッキの流儀」では、新大久保のコリアンタウンで韓国料理のラッポッキを楽しむひろしが描かれ、Bパート「釜めしの流儀」では、釜めしを待つひろしの前に『クレヨンしんちゃん』本編でもおなじみのカップル、ミッチーとヨシりんが出演。声だけの登場となったが、SNSでも「まさかのミッチー&ヨシリン!」と驚きの声が上がった。
しかし、今回のエピソードでまたも話題をさらったのは、Aパートに現れた「あのヒロイン」の再々登場だ。
■「妄想女子」の3度目の降臨にSNSも歓喜!
Aパート「ラッポッキの流儀」にて新大久保に来たひろし。目に留まった韓国料理店に入ることになるが、その後ろには友人2人とともに遊びに来ていた女子大生・四杉遥の姿が! 彼女は本作のオリジナルキャラクターであり、「ひろしが自分のことを狙っている」と勘違いしている、自意識過剰な女子大生だ。
開始早々、通行人の会話を聞き、お得意の妄想劇を繰り広げる遥に「でたわね!」「四杉ちゃんキター!」「遥さん、またまた登場!?」と、SNSでは歓喜の声があがった。
その後、韓国料理店に入った遥だったが、店内にいたひろしを見るや否や、「なんで私の居場所が分かったの!? 怖すぎ―!」と言いながらクネクネし始める。ひろしと遥はこれまで二度も偶然出会っており、そのたびに遥の妄想でひろしはストーカー扱いされている。しかし、お互いは面識もなく、ひろしは遥のことを一度も意識したことがない。
今回もいつも通り(?)ストーカー扱いされてしまうひろし……。しかし、四杉遥の妄想劇は基本的に本人の行き過ぎた思い込みがほとんどで「妄想がヤバすぎる笑」「なんでだよ!」という声が毎度あがるのだが、今回はひろしにもツッコミの矛先が向かうことになる。
初めて食べる韓国料理、ラッポッキを前に「どうやって食べればいいんだ……」と悩むひろし。食べ方を確認するために、横で同じ料理を食べる遥を観察しようとガン見してしまう。さらに、妻のみさえに料理の写真を送ろうとカメラを向けるのだが、いろいろな角度で料理を撮ろうとするあまり、横の席にいる遥を隠し撮りするような構図になってしまう。
その様子にSNSでは「今回は流石にひろしが悪い」「ガン見はギルティ」など、ひろしへの同情と併せて、「お叱り」の言葉も飛び交うこととなった。
とはいえ、最終的にはひろしを「アイドルのスカウトマン」と誤認した遥は、自分をトップアイドルに育てようとするひろしと、アイドルとして活躍する自分を妄想して終了。いつものお決まりの流れに「勘違いしまくりでめっちゃ可愛い」「相変わらず遥ちゃんの妄想おもろい」と、3度目の登場となったヒロインへの感想であふれかえった。
もはや準レギュラーともいえる四杉遥の妄想劇がまたもや炸裂した第9話。いよいよアニメも終盤戦となり、次回の展開もより注目される。次回はどんな流儀が見られるのか、注目していきたい。


