■衛星兵器すらぶった斬る「超巨大な剣」
2008年に放送されたアニメ『機動戦士ガンダム00』に登場する、モビルスーツ・ダブルオーライザーが使用可能な超大型ビームサーベル「ライザーソード」。
支援機のオーライザーとダブルオーガンダムが合体することで使用できるライザーソードは、全長1万kmにも及ぶ超高出力のビームサーベルによる攻撃である。
ダブルオーライザーがサーベルを上段に構え、天空に巨大なビームの柱が立ち昇る描写は圧巻。そこからライザーソードが振り下ろされる瞬間の高揚感はすさまじく、戦艦や巨大な衛星兵器すら一刀両断する威力は恐ろしい。
通常のビーム砲とは異なり、いわば超巨大なビームサーベルを発生させるため、縦に振り降した後、続けざまに横に薙ぎ払えるのも大きな特徴。宇宙空間に展開した大量のモビルスーツ群が、ライザーソードに薙ぎ払われただけで消滅していく様は、まさに「最強の一撃」にふさわしいインパクトがあった。
このライザーソードは、いわゆるスーパーロボット作品の主人公機が繰り出す必殺剣を彷彿させる。『ガンダム』シリーズでこの手の高出力兵器は珍しいため、逆に新鮮に思えた。
またオーライザーと合体中のみ使用できる武装というのも、より必殺技感を増幅させる。昔からのロボットアニメファンからすれば、合体からの巨大ソードという王道のフィニッシュに興奮を覚えずにはいられなかった。
ツインバスターライフルは長い砲身ゆえの取り回しの悪さ、サテライトキャノンは長い充填時間、ライザーソードには合体という手順が必要であり、それぞれ威力が高すぎるゆえの弱点も存在した。そんな「ここぞ」という場面でしか使えない点も必殺技感があってたまらない。
また、単に万能かつ手軽に使用できる強力な攻撃ではないところも、「最強の一撃」にロマンを感じる部分でもある。皆さんは、歴代ガンダムが誇る「最強の一撃」といえば、何を思い浮かべるだろうか。


