1985年に設立されたスタジオジブリ。これまで作られた宮崎駿監督による映画は世界中で高く評価されており、2023年公開の最新作『君たちはどう生きるか』は、12月8日の公開から北米で興行収入1280万ドルを記録。スタジオジブリ作品、宮崎作品の歴代オープニング記録を塗り替えたことが話題となった。
海外には、これまでのスタジオジブリ作品に影響を受けたというハリウッドスターやアーティストは数多い。今回は、ジブリファンを公言するセレブたちを紹介していく。
■千尋のタトゥーを入れたアリアナ・グランデ
キュートなルックスと抜群の歌唱力が持ち味のアリアナ・グランデは、インスタフォロワー数3億人を超える最高峰のアーティストだ。2008年にミュージカル女優として、2011年には歌手としてデビューを果たしている。
親日家としても知られているアリアナが愛してやまないのが、1月5日の『金曜ロードショー』でも放送された2001年公開のスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』だ。
アリアナは恐怖心を克服して強い女の子に成長する千尋の姿に感銘を受けたというが、2018年には千尋のタトゥーを腕に入れており、その過程を自身のインスタグラムのストーリーで披露しファンを驚かせた。
2022年にロエベとジブリによるコラボアイテムが発売された際も、すぐに千尋がプリントされたセーターを購入している、大のジブリファンの一人だ。
■「ジブリを崇拝している」と公言したエリン・モリアーティ
国内外でスマッシュヒットを飛ばした2019年に配信開始のアメリカドラマ『ザ・ボーイズ』でスターライト役を演じるエリン・モリアーティも、ジブリファンを公言しており、過去のインタビューで「スタジオジブリが大好きで、もう崇拝しています」と話している。
エリンが好きなのは、『もののけ姫』と『千と千尋の神隠し』。特に『もののけ姫』がお気に入りで、ダークな環境に置かれながらも自分を高めて状況を打開していくサンの生きざまに強く惹かれたのだとか。
アメリカで女性のアニメの主人公といえばディズニープリンセス。王子様が迎えに来てくれるという物語を見て育ったエリンからすると、サンのような自分から運命を切り開く女性は刺激的だったのかもしれない。
■来日時に三鷹の森ジブリ美術館を堪能したデュア・リパ
YouTubeで歌動画を配信し、歌唱力がスカウトの目に留まり2015年にメジャーデビューを果たしたデュア・リパ。ルックスの良さも相まってあっという間にブレイクし、2021年にはグラミー賞最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞している。
そんな彼女もまたジブリフリークだ。最も好きなのは『崖の上のポニョ』。他にも、インスタグラムで『天空の城ラピュタ』を観ている様子を投稿したりとジブリ愛が止まらない。
2022年発売のロエベ×ジブリコラボアイテムもしっかり購入。千尋の顔が前面にプリントされたバッグを持ち、ビーチを颯爽と歩いていた。
さらに、お忍びで日本を訪れた際には東京都にある「三鷹の森ジブリ美術館」にも足を運び、ジブリキャラクターたちと写真を撮って楽しんだ。