■久々のアニメシリーズに大興奮した『ドラゴンボール超』

 続いて紹介するのは、2015年から2018年にかけてテレビで放送された『ドラゴンボール超』だ。『ドラゴンボールGT』以来18年ぶりにテレビ放送されるアニメシリーズということもあり大きな話題になった。

 物語は、『ドラゴンボールZ』の最後で魔人ブウを倒した後の世界が舞台。平和を取り戻し、しばらくの月日がたったところから始まる。悟空は農作業に勤しみ、悟飯はビーデルと結婚し、悟天はトランクスと結婚祝いを探すなど、平和な日常を歩んでいた。

 魔人ブウを倒したことになっていたミスターサタンは世界平和大賞を受賞。ところが、その賞金の1億ゼニーは、本来魔人ブウを倒した悟空に与えられるべきだとミスターサタンは言い悟空は受け取る。

 その頃界王神界では、キビト神と老界王神が宇宙から星が1つ消えたことを案じていた、というのが『ドラゴンボール超』の第1話「平和の報酬 1億ゼニーは誰の手に!?」で、本編のエピローグ的な場面から不吉な物語を予感させる内容だ。

 その後は、2013年公開の映画『ドラゴンボールZ 神と神』、2015年公開の映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』を踏襲したストーリーを展開。『復活の「F」』編以降は、第6宇宙とのバトル、未来トランクス編、宇宙サバイバル編へと続いていく。

 久々のアニメシリーズの『ドラゴンボール』ということもあり、日本のみならず、全世界で盛り上がった。特に「超サイヤ人ゴッド」「超サイヤ人ブルー」「身勝手の極意」など新たな形態も登場し、興奮した人も多いだろう。『ドラゴンボールDAIMA』でも、悟空たちの新形態があるのか注目したい。

 ディザームービーが公開されるやいなや、日本でも海外でもSNSのトレンドを席巻。全世界のドラゴンボールファンが2024年秋を心待ちにしていることだろう。

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