実は世界線が繋がってる?『ドラゴンボール』に出てる鳥山明の他作品のキャラ『ドラクエ』モンスターにヒロインも?の画像
画像はファミリーコンピュータ用ソフト『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』(編集部撮影)

 1984年11月から『週刊少年ジャンプ』での連載を開始した鳥山明氏の漫画『ドラゴンボール』。1986年からはテレビアニメ『ドラゴンボール』がスタートし世界中の人を魅了してきた同作だが、同じ鳥山明作品である『Dr.スランプ』やキャラデザインを務めた『ドラゴンクエスト』のキャラたちが、『ドラゴンボール』の世界線に絡んできているのはご存じだろうか。

 今回は、漫画&アニメ『ドラゴンボール』に顔を出した鳥山ワールドのキャラクターを紹介したい。

■なぜそこにドラクエのモンスターが!?

 まずは、ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスター「アークデーモン」「きとうし」「ギガンテス」の登場シーンだ。

 このモンスターたちが登場するのは、漫画『ドラゴンボール』の「第22回天下一武道会」の予選での一幕。ただし登場すると言ってもセリフはなく、あくまで背景にいるモブキャラの一人として描かれている。

 まずは「アークデーモン」だが、天津飯が名もなき相撲取りと対戦し勝利した後、目に見えないスピードの攻撃についてヤムチャとクリリンが「手刀が4発」「蹴りが2発」と冷静に分析しているコマにいる。クリリンの右隣にいるため目に入りやすいだろう。

 次に「きとうし」。こちらはクリリンがレスラー風の巨体男性と対戦した後のシーンに小さく登場しており、「いや いや いまのなどでおどろいてもらっちゃこまるなあ…」と余裕のセリフを吐くクリリンの脇あたりに冷や汗をかいている「きとうし」がいる。

 最後の「ギガンテス」は、ジャッキー・チュンが予選突破し、悟空・クリリン・ヤムチャが感心しているコマにいる。こちらも、クリリンの右隣にいる。

 ちなみに、「きとうし」は他のページにも描かれているので、ぜひ見つけて欲しい。

■似て非なる者?『ドラゴンクエストV』より「ビアンカ」

 続いては、アニメ『ドラゴンボールZ』第241話に登場する「ビアンカ」みたいなキャラだ。見た目は1992年のスーパーファミコン用ゲーム『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』に登場するビアンカなのだが、同一人物かどうかは不明。しかし容姿は金髪で三つ編みを肩にかけた大人の女性で、ビアンカと全くの瓜二つなのだ。

 第241話「悟天 トランクス 全世界に指名手配」のエピソードが放送されたのは1994年9月。『ドラクエ5』はこの時点でのシリーズ最新作のため、アニメスタッフの遊び心で同作のヒロインであるビアンカが登場した可能性は高いだろう。

 問題のシーンは、復活した魔人ブウと魔導士バビディが、街で破壊の限りを尽くしている最中にある。ブウとバビディが街で暴れ回っていたところ、魔人ブウは食欲につられて、ケーキ&ベーカリーショップに。そこの店員の一人が、ビアンカみたいな容姿をした人物なのだ。

 このビアンカ店員は、魔人ブウが自動ドアを強引に破壊して入店し、逃げ惑う人がいるにもかかわらず、「お、お怪我はありませんか?」とお客様ファーストな対応。その後も、魔人ブウがショーケースを壊しケーキをドカ食いしても、逃げずにビビりながらも様子を見ている。

 シーンのラストでは、もう一人の女性店員にジャイアントスイングされたバビディがビアンカ店員の横に投げ飛ばされ、ツーショットになるというシュールな場面が見られる。

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